Coconut Oil Is a Pure Poison(2)

September 21, 2018

2018年7月に起きた『ココナッツオイル悪玉説』騒動です。

今回は、2回目で、米国NPO法人ココナッツリサーチセンターからの反論です。

 

米国ココナッツリサーチセンターのニュースレターを和訳した内容の要約です。

URL:http://coconutresearchcenter.org/hwnl_15-4.htm

 

 

米国では、1950年代から小売店ではココナッツが販売されていて、多くの家庭ではココナッツオイルが使われていました。

 

大量にココナッツが収穫できる、世界最大のココナッツ生産国フィリピンでは、大量に収穫した、新鮮なココナッツを原料にしてオイル生産するのではなく、ココナッツの実を保存する為に、天日干しして乾燥させていました。

乾燥したココナッツの実をコプラと言いますが、これを原料に食用ココナッツオイルを小規模生産していました。

ところが、匂いと味が悪いことから、無味・無臭・無色にする為に、水素添加した精製ココナッツオイル(RBDココナッツオイル R:精製、B:脱色、D:無臭)の生産が多かったようです。

 

この水素添加するRBDココナッツオイルの生産では、マーガリン同様、トランス脂肪酸が生まれます。

このココナッツオイルを用いて行った過去の多くの医学研究では、研究機関がヴァージンココナッツオイルを用いずに、精製ココナッツオイルを用いて研究を行うと、ヴァージンココナッツオイルでの研究結果と正反対の研究結果が生まれました。

理由は、精製ココナッツオイルに、心疾患の原因物質と言われています。トランス脂肪酸が入っていたからです。

現在米国では、心臓疾患の患者が多いことから、この原因物質のトランス脂肪酸の使用を禁じられており、心疾患の発症リスクを下げています。

 

(有機JAS)ヴァージンココナッツオイル以外の食用油は、酸化し易い長鎖不飽和脂肪酸のオイルなので、賞味期限を長くする為に、飽和脂肪酸にする為に、水素添加してトランス脂肪酸を含むオイルになっているかもしれません。

 

日本の厚生労働省では、トランス脂肪酸の表示義務をメーカー側に課していないので、オイルだけでなく、スナック、冷凍食品、加工食品を見ただけではわかりませんが、米国では、現在、トランス脂肪酸は使用禁止になり、東南アジアでは、ラベル上にトランス脂肪酸の有無を明記するようになっています。

 

2011年当時、日本でもココナッツオイルと言えば、水素添加した精製ココナッツオイルでした。弊社がヴァージンココナッツオイルを販売した2012年から、コストパフォーマンスが良くて、臭い味も良いヴァージンココナッツオイル摂取が増加しています。

 

ヴァージンココナッツオイルの健康効果については、米国NPO法人ココナッツリサーチセンターの下記URLに英文ですが、詳述されています。是非、ご覧下さい。

 

http://www.coconutresearchcenter.org/index.php/medical-research-2/coconut-research-3/

 

 

引用開始

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AAA.「ココナッツオイルは純粋な毒です。」と発言したミッチェル博士について

カリン・ミッシェル(Karin Michels)博士は、ドイツ・フライブルク大学の腫瘍研究センター部長で、ハーバードTHチャーン公衆衛生学校の非常勤教授であり、同博士が7月に行なったフライブルグ大学での講義で下記のような発言が有りました。

「ココナッツオイルは純粋な毒」

「ココナッツオイルは飽和脂肪なので、危険な食品の一つで、飽和脂肪酸は動脈を詰まらせる可能性がある。」

「ココナツオイルは考えられているほど健康的なものではなく、ラードよりも動脈を詰まらせる可能性が高い」

このことが、新聞やインターネットで世界中に報道、拡散されました。

 

同博士は、ココナッツオイルの専門家でも、医師でも、栄養士でも、生物学者でもなく、生物統計学の博士なので、 統計を扱う専門家であることから、食事や脂肪や油が研究対象ではなく、又、ハーバード大学のウェブサイトでの同博士のプロフィールに依ると、ココナッツオイルだけではなく、飽和脂肪に関する研究を一度も発表していません。

ドイツのフライブルグ大学の講義中の同博士の発言は、専門家ではない畑違いの発言であり、しかもその発言内容が、昔の飽和脂肪酸に関する説明そのままであり、現在では完全な誤りであることから、フライブルグ大学及びハーバード大学の名前を傷つけたことになります。

この講演内容がユーチューブで動画配信され、世界中にその波紋が広がっている。

https://www.youtube.com/watch?v=qoKWZAcGGKk  Coconut Oil Is Pure Poison

https://www.youtube.com/watch?v=bjNsYiJsCo8       カリン・ミシェルズ博士の講義

 

カリン・ミシェルズ博士のこの発言に対し、国連の下部組織で、ココナッツを生産する国18カ国政府が加盟する、「アジア太平洋ココナッツコミュニティ(APCC)」が8/25に、ココナッツオイルに関するこれまでの研究結果に、発言の撤回と、謝罪を求める内容を加えた文書を同博士に送付しました。

https://www.shimizu-style.biz/so/f6MM5K37d?cid=a86d24b2-42e5-4d5c-8c32-a059c7f7d9cc#/main

 

 

BBB.  飽和脂肪酸は心臓病の原因ではない

飽和脂肪酸やココナッツオイルが心臓病の原因であるという研究結果は未だ発表されていません。 

実際、飽和脂肪酸、及びココナッツオイルは、心臓病から守るとされており、善玉コレステロールのHDLコレステロールを上昇させることが分かっています。

総コレステロールとHDLコレステロールとの比は、心疾患リスクの最も正確で信頼できる指標の1つと考えられていて、ココナッツオイルはHDLを上昇させ、LDLコレステロール比を下げ、心臓病のリスク低下の働きが有ります。

このことから、同博士からの指摘は、ココナッツオイルや油脂に関する科学的に証明された事実を理解していなかったと言えます。

[1. Assuncao, ML, et al. Effects of dietary coconut oil on the biochemical and anthropometric profiles of women presenting abdominal obesity. Lipids 2009;44:593-601.]

 

2018年初めに、ケンブリッジ大学臨床医学研究院の研究者らは、ココナッツオイルと心疾患のリスクの関係について、ココナッツオイルとバターとオリーブオイルを比較する内容の研究を発表しました。

この研究では、通常の食生活の一環として、3種の油の1つ1つを50mg(約3杯)ずつ4週間毎日摂取するように割り当てられた96名が参加しました。

研究者らは、ココナッツオイルがLDLコレステロールに影響を与えずに劇的にHDLコレステロールを上昇させることを発見しました。

ココナッツオイルは、他の2つの脂肪よりも心臓病のリスクを低下させ、エキストラバージンオリーブオイルより心臓に優しいことを示しています。

 [2. Khaw, KT, et al. Randomised trial of coconut oil, olive oil or butter on blood lipids and other cardiovascular risk factors in healthy men and women. BMJ Open 2018;8:e020167.]

 

近年、多くの研究により、心臓病の原因物質として飽和脂肪が外され、時代遅れの食物 - 心臓病の仮説が残されている。 2017年、世界で最も有名な医学雑誌の1つであるランセットは、18カ国から37人の研究者からなるチームを含む研究を発表しました。 彼らは、脂肪摂取量に関連して心疾患のリスクを評価するために135,000人の被験者に関するデータを収集し、彼らは、脂肪の消費により心臓病を予防し、寿命が延びることを発見し、又、飽和脂肪を含む脂肪を減らした人々は、ココナッツオイル、バター、チーズ、肉を食べた人よりも遥かに短命であったという研究結果でした。 

又、高脂肪食は、早期死亡率を最大23%改善するとし、研究者らは、飽和脂肪消費と心臓血管疾患との間に相関がないこと、及び現在の飽和脂肪の食事制限を改訂すべきであるとコメントされています。

 [3. Dehghan, M, et al. Associations of fats and carbohydrate intake with cardiovascular disease and mortality in 18 countries from five continents (PURE): a prospective cohort study. Lancet 2017;390:2050-2062.]

 

これは、飽和脂肪酸の摂取制限の改訂を求めている唯一の研究ではなく、一年前のAmerican Journal of Clinical Nutritionに掲載された研究結果は、35,597人が参加する、飽和脂肪酸が虚血性心疾患と関連しているかどうかが調べるもので、多量に飽和脂肪酸を摂取しても、虚血性心疾患のリスク増加に関連しないと結論付けました。

[4. Praagman, J, et al. The association between dietary saturated fatty acids and ischemic heart disease depends on the type and source of fatty acid in the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition-Netherlands cohort. Am J Clin Nutr 2016;103:356-365.]

 

2010年、飽和脂肪酸が心臓病を引き起こさないことを明確に示す画期的な研究が発表されました。 

American Journal of Clinical Nutritionに掲載された研究結果は、飽和脂肪酸摂取量と心血管疾患のリスクに関するデータを用いて、これまでの全ての研究の分析(メタアナリシス)は、過去に発表された21件の研究から得られたデータと、347,000を超える対象を含むデータを組み合わせたもので、飽和脂肪消費と心臓病との間に関連がないことを示した。 

飽和脂肪酸を最大量食べた人は、少なくとも心臓発作や脳卒中に罹患しそうな人が最も少なく食べた人よりもそうです。 どれだけ飽和脂肪酸を摂取しても、心臓病の発生率に影響は出ませんでした。 

これは今までに行われた飽和脂肪酸に関する医学的研究の最も完全なレビューであると言われました。 

[5.Siri-Tarino, PW, et al. Meta-analysis of prospective cohort studies evaluating the association of saturated fat with cardiovascular disease. Am J Clin Nutr 2010;91:535-546.]

 

2014年、18カ国から60万人以上が参加した以前発表した研究72件のデータを組み合わせたケンブリッジ大学の別の研究グループが別のメタ分析を発表しました。 

研究者は、基本的に、過去数十年にわたって行われてきた脂肪食に関する研究を全てまとめて分析しました。 

結果は、飽和脂肪摂取と心臓病の関連性は認められず、以前のメタアナリシスを再確認しました。

[6. Chowdhury, R, et al. Association of dietary, circulating, and supplement fatty acids with coronary risk: a systematic review and meta-analysis. Ann Intern Med 2014;160:398-406.]

 

これらの研究から、飽和脂肪もココナッツオイルも原因ではなく、心臓病を促進することは明らかであり、。 

彼らは良いHDLコレステロールを上げ、コレステロール比を下げるので、飽和脂肪酸及びココナッツオイルはそれを防ぐのに役立ちます。

 

CCC. ココナッツオイルは毒ではない。

カリン・ミシェルズ博士は、ココナッツオイルを「純粋な毒」と発言しました。

毒とは、最低限の投与量であっても非常に危険であるという意味合いが有るものです。 

では、どんな毒なのでしょうか? 

 

ココナッツは何千年もの間、何百万人もの人々の食生活の大部分を占めていて、病気を引き起こしたり、誰かを殺したりすることは知られていませんでした。 

ココナッツオイルは、悪影響を与えることなく、比較的大量に毎日消費することができる。 米国ココナッツリサーチセンターのDr.Bruce Fifeは、1日に大さじ12杯(180 ml)を消費する、健康状態が優れた人々を知っていると言います。

 

米国食品医薬品局(FDA)では、ココナッツオイルは完全に無害とされています。 

FDAは安全であることを確認する厳しいテストの結果、ココナッツオイルは合格したので、GRASリスト(Generally Recognized As Safe。一般に安全と認められる食品を掲載したFDAのリスト)に含まれています。 

そして、FDAは、ココナッツオイルを、GRAS分類の中で最も高い、最も安全なカテゴリーを示すGRAS分類「1」を付けています。 

FDAに依ると、このことは、全ての利用可能な研究と歴史的データが、ココナツオイルは如何なる形でも無害であることを示す、または「示唆」する証拠はであることを示しています。

 [7. https://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/GRAS/SCOGS/default.htm.]

 

DDD. ココナッツオイルは優れた解毒剤

又、医学文献では、ココナツオイルは致死的な中毒に対する解毒剤として病院等で多く使用された例が有ります。 

例えば、リン酸アルミニウム(げっ歯類に用いられる共通の毒物)中毒の治療では、病院でココナツオイルを使うことは、日常的に行われています。 

他に知られている解毒剤はないので、ココナッツオイルを使った治療はとても重要です。

このようにココナッツオイルは、無害であるだけでなく、実際の毒物を摂取した人々の命を救うのに非常に有効であることが証明されているにもかかわらず、同博士はココナッツオイルを毒物呼ばわりしたことは、大きな間違いと言えます。 

毒物の影響を無効にする為にココナッツオイルを使用することはそれほど珍しいことではありません。

ココナッツオイルの研究者は、大昔からこの解毒特性を知っていました。 

ココナッツオイルは、数多くの動物実験で、様々な化学的毒素の有害性を消滅させることが証明されています。 

ココナッツオイルは、工業用溶剤からアフラトキシン迄、少なくとも36種類の毒素を緩和します。 

[9. Fife, B. Ketone Therapy: The Ketogenic Cleanse and Anti-Aging Diet. Piccadilly Books, Ltd.: Colorado Springs, CO; 2017.]

 

ココナッツオイルを純粋な毒という発言は、同博士のココナッツオイルの知識が不足していることからであり、それは彼女の発言には信頼性が欠如しています。

 

EEE. ココナッツオイルは優れた健康効果が多く有利ます。

ココナッツオイルの信用を落とす、最も一般的な論拠に、ココナッツオイルの健康上の利点が有るとする証拠が無い、と主張することです。 

医師、教授、専門家が、ココナツオイルは、健康な脂質として使用できる研究が無いと発言すると、発言者の勉強不足、無知、怠慢が露呈してしまいます。

 

ココナッツオイルの健康上の利点の証拠は、簡単に見つかります。

現在、医学文献に記載されているヤシ油に関する研究は1万件を超えています。 これらの研究のほとんどはインターネット上で簡単に利用できます。

米国ココナッツリサーチセンターのウェブサイトwww.coconutresearchcenter.orgにアクセスし、 "Medical Research"という見出しの下を見ると、何百もの研究のリストが見つかります。

http://www.coconutresearchcenter.org/index.php/medical-research-2/coconut-research-3/

ココナッツオイルは、心臓血管の健康、免疫機能、癌、糖尿病、肝臓および腎臓の健康、消化機能、体重管理などに及ぼす治療効果または有益な効果を示す脂質であるとわかります。 

 

飽和脂肪酸やココナッツオイルの真実を知りたいのであれば、実際に研究した研究者の意見を聞くことです。

カリン・ミシェルズ博士のコメントがそのような評判を得た理由の1つは、ハーバード大学に在籍する非常勤教授だからです。

しかし、同博士より遥かに優れたココナッツオイルの健康効果を研究した研究者が、ハーバード大学にはいます。 

  1. George L. Blackburn、MD、PhD、

  2. Edward Mascioli、MD、

  3. Vigan K. Babyan、PhD

この3人は、

「ココナッツオイルは、栄養、代謝、健康管理において重要な医療的役割を担っています。実際、正しく製造された有機ヴァージンココナッツオイルは、大変優れた食用オイルで、患者の回復を促進するために使用される医療用食品であるとも言えます。

 

 

FFF. その他 米国農務省と保健福祉省が発行した米国人の食事ガイドライン

1950年代にAncel Keys博士は、「飽和脂肪酸 - コレステロール - 心疾患の仮説」を提起しました。

Ancel Keys博士は、自分の仮説が間違っているのに、自分の説が正しいとする前提とした行動をとってきたので、多量の飽和脂肪酸摂取、ココナッツオイルの摂取は健康で長いと間、信じられ、1980年に発刊された、「米国人の為の食事ガイドライン」でも、Ancel Keys博士の影響で、同書の中で、飽和脂肪酸摂取の健康問題を警告していました。

Ancel Keys博士は、自分の仮説を証明する為にミネソタ冠状動脈調査(MCS)と呼ばれる大規模な食事の研究を行いましたが、この研究結果を公表しなかったので、最近になって、この研究結果を分析したところ、研究結果が彼の仮説を正しくなかったことが分かりました。

 

そして、Ancel Keys博士は、過去の研究文書から、心臓病の原因物質は大豆油や精製砂糖であるにもかかわらず、飽和脂肪酸が原因物質であるとして、米国の大豆産業、米国の砂糖産業を守る為に、外国産のヴァージンココナッツオイル産業を切り捨てる活動を行っていたと説明されています。

 

Ancel Keys博士の仮説を支持した低飽和脂肪食を摂取した集団は著しく太り、肥満になりましたが、ココナッツを含む伝統的な高脂肪酸の食事を摂取している人々は、対照的に、高い肥満率は見られません。

 

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引用終了

 

<参考> 飽和脂肪酸

⑴長鎖飽和脂肪酸:C14ミリスチン酸、C15:ペンタデカン酸、C16:パルミチン酸、C17:マルガリン酸、C18:ステアリン酸など

⑵中鎖(飽和)脂肪酸:C6:カプロン酸、C8:カプリル酸、C10:カプリン酸、C12:ラウリン酸

⑶短鎖(飽和)脂肪酸:C4:酪酸、C5:吉草酸(きっそうさん)

が有ります。

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