Good Health by Ketogenic Diet

 ダイエットには、減量の為の食事療法、治療の為の食事療法の意味とが有ります。

 そして日本のダイエットには、カロリー制限ダイエットと、糖質制限ダイエットの2種類のダイエットが主流です。YouTubeの動画の過去のテレビ番組に依ると医療関係者

、管理栄養士、スポーツジムのトレーナーの間でも意見がまちまちです。 糖尿病学会にに属して入る医師は、カロリー制限ダイエットを支持しています。

YouTube動画:https://www.youtube.com/watch?v=OttX_9USxE0

 カロリー制限ダイエットは、文字通り、食べ物の摂取カロリーという数字で管理することから、理解し易いのですが、実際、カロリー計算は複雑で大変です。又、摂取カロリーさへ守れば何でも食べられる、と言いますが、炭水化物を6割程摂取し、残りを脂質とタンパク質で分ける割合で摂取するダイエット法なので、糖質の特徴である過剰な食欲を引き起こし、食べる時間、食べる頻度、食べる量をコントロール出来なくなり、メタボ体質から脱しえなくなり、減量結果を得るには難しいと思います。

 上記の内容について最近の研究で判明したか下記3点が反映されていません。

 ①グルコーススパイク:高GI(グリセミックインデックス)食品をとると、食後血糖値が急上昇し、インスリン濃度が 上昇すると、血糖値が急降下します。

 ①糖新生:ブドウ糖は糖新生で筋肉を分解して作られます。

 ②糖の酸化ストレス:糖質を摂取すると、高血糖になり、活性酸素が生まれ、細胞膜を傷付けて、老化を促進したり、病気発症リスクを高める。

 ③糖の糖化ストレス:焼き目のついたタンパク質、血管内では、ブドウ糖、タンパク質、体温でAGE(最終糖化産物)ができ、血液をドロドロにします。

 YouTube動画:糖質制限食の効果

https://www.youtube.com/watch?v=iZMKotGYezQ&t=7s

 私が体験した、糖尿病の教育入院という特殊な環境下では、結果を出すことはできましたが、普段の生活の中では、食品の摂取カロリー表示から、摂取カロリーを足し算していくという方法は守れませんでしたし、管理栄養士の指導通りの1日の摂取カロリー量を守るという食生活は、食欲が勝り、できませんでした。

 糖質制限ダイエット(ケトン体食事法、ケトジェニックダイエット)では、過剰な食欲を促す糖質、あらゆる病気の原因となる糖質を制限して、脂質とタンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維中心の食生活を守ることは比較的可能だと思います

。(しかし、会社の同僚と一緒に食事をする時は、彼等の目には、糖質制限食が奇異に映るかもしれません。)

 糖質制限食を始めるに当たり、糖質を含む食品をよく知るところから始まります。

 糖質を含んだ食品は結構多くて、まず、羅漢果とオリゴ糖以外の、甘い味の食品が対象になります。濃縮ジュース、甘いヨーグルト、次に米、小麦粉が使われた食品が多いのではないでしょうか。白米、玄米、麺類、パン類、パスタ類、醤油、お菓子等。

 逆に食べられるものが少なくなり、狭められることから、導入し易く、結果が出し易いのではないでしょうか。

 尚、糖質制限食の安全性は、日本の糖質制限食の第一人者で、京都・高雄病院理事長の江部康二医師が10年以上スーパー糖質制限食(糖質ゼロ)を続けられ、元気に医療に従事されてています。

 又、多くの糖質制限食の書籍が多く出版されていて、下記はその一部です。

・「ハンディ版 糖質制限の教科書」江部康二医師

・「人類最強の「糖質制限」論」江部康二医師 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる

・「主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 」江部 康二医師 糖質制限食の応用法

・「ケトン体が人類を救う  糖質制限でなぜ健康になるのか」宗田哲男医師

・「ケトン食ががんを消す」古川 健司医師

・「糖尿病に勝ちたければ、インスリンに頼るのをやめなさい。」新井圭輔医師

・「ケトン体食事法」福田一典医師

・「糖質制限が子供を救う」三島学 三島塾塾長

 そして、減量を促進してくれる、酸化し難いオイル、中鎖飽和脂肪酸のココナッツオイルを摂取することで、肝臓でケトン体を作る際に中性脂肪を燃やし、確実に減量できます。尚、糖質制限すると、減量効果は一層高まります。

 水野雅登医師のYouTube動画に依ると、日本の高齢者に見られるのですが、脚が細く

、お腹がポッコリしているのは、動物性タンパク質の摂取不足による筋肉量が少なくなっているようです。又、お腹のポッコリは糖質(ご飯、パン、うどん、そば、パスタ

、根菜類)の過剰摂取による体脂肪の増加だそうです。

 そこで、この動画では、具体的に説明されています。

YouTube動画:https://www.youtube.com/watch?v=hm0SMBTdCz0&t=288s

カロリー制限ダイエットは減量の為の食事療法で、糖質制限ダイエットは、減量の為の食事療法と病気予防の為の食事療法ではないかと思います。

 ウィキペディアに依ると、糖尿病は、免疫力低下が起きて治癒能力が低下して、糖尿病合併症、アルツハイマー型認知症、悪性腫瘍にも進展する病気なので早い完治が望まれます。

 糖質のブドウ糖には二日酔いの原因物質のアルデヒド基が含まれ流ので、決して安全な食品とは言えないようです。

 海外では、WHOが糖質摂取について言及していますし、甘いジュースが病気発症の原因になっていることから、医療費削減の意味から、付加価値税を上げて、消費者が摂取しないような間接的ですが、消費を減らすようにしています。

YouTube動画:https://www.youtube.com/watch?v=v05c6rm-oMw

 血液に含まれる糖の量は、体重60kgの人の血液量が約4リットルとすると、ブドウ糖は4グラムで、全身に必要なブドウ糖は大きめの角砂糖1個(角砂糖1個3グラム、パン1枚で角砂糖8個分、ご飯1杯で14個分もの糖分となります。)ですが、過剰な糖質を摂ると、血糖値が上昇し、血糖値を上げて高血糖になり、アドレナリンを分泌し気分が高揚するのですが、膵臓からインスリンが分泌されると急激に低血糖になるグルコーススパイクになり、気分が落ち込みます。それだけではなくて、分泌したインスリンの影響で、過剰な糖質を体脂肪として蓄積し、メタボ肥満にします。この体脂肪が活性酸素を発生させ、細胞膜を傷つけ、老化促進や病気発症リスクを高めます。

 そして、糖尿病治療の高インスリン治療のインスリンは、糖尿病合併症、透析、アルツハイマー型認知症、癌などの発症リスクを高めるという負のスパイラルに入り危険だと言われていますので、糖尿病治療では、糖質制限する高ケトン体・低インスリン治療を行う医師(新井圭輔医師の書籍「糖尿病に勝ちたければ、インスリンに頼るのをやめなさい。」で説明)も増えています。 新井圭輔医師は糖尿病学会には属していないので、糖尿病学会が指定する治療法を採用していません。

YouTube動画:https://www.youtube.com/watch?v=sOsgzN0iP1I

 健康に良くないと言いながら、糖分など甘いものが疲れを取るとか、甘いお菓子が贈答品に使われていることからも、多くの食品に含まれているという現実を知ると、改めて驚かされます。

「炭水化物が人類を滅ぼす」の著者・夏井睦医師に依ると、ケトン体食事法にはメリットが多いと言います。

・食生活を脂質、タンパク質中心の食事にして、穀物、根菜類、砂糖を止め、一食当たり糖質20gに抑える食事療法。

・糖質を摂らないと、眠くならないので知的活動がし易く、寝入り、目覚めが良い。

・糖質摂取の食生活は、寿命が延び、糖尿病、アルツハイマー病、精神疾患、癌患者が増えました。

・穀物は、肉と異なり、保存ができる為、穀物が私達の食べ物になり、牧草でなく穀物を家畜に与えると短期間に太らせることができ、飼料としては最高のエサです。

・縄文時代から弥生時代に長身で、以降、身長が伸びなくなった。江戸時代から明治初期の日本人の身長が最も短かった。タンパク質を摂取するに従い、身長が伸びてきた。

・欧米の食文化、中華料理でも、主食、副食と言うものがなく、日本の食文化だけ。

・「2:6:2の法則」:2割は自分の生活スタイルを変えて良くしようとする人、6割は慎重に考え、その後導入する人、2割は生活スタイルを変えない人。

夏井睦医師の糖質制限食

URL:https://www.youtube.com/watch?v=eyZIe3SEUaw

夏井睦医師の糖質制限食

URL:https://www.youtube.com/watch?v=kdIXybuG8SA&t=89s

ビートたけしのTVタックル 夏井睦医師のダイエット① 炭水化物ゼロ

URL:https://www.youtube.com/watch?v=fFYy7UX-iXU

ビートたけしのTVタックル 夏井睦医師のダイエット② 炭水化物ゼロ

URL:https://www.youtube.com/watch?v=nv8LKa0PqDw

大竹まこと ゴールデンラジオ 【夏井 睦】 糖質制限!ダイエット ! 

URL:https://www.youtube.com/watch?v=Q4jRegWfvHY

京都・高雄病院理事長・江部康二医師

著書「炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません」

①スーパー糖質制限食:全食糖質を抜く。

②スタンダード糖質制限食:朝、夜糖質を抜く。

③プチ糖質制限食:夜だけ糖質を抜く。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=KpTMKvRCkUI

糖質食品:

ご飯、パン類、麺類、パスタ類、バター、甘いワイン、日本酒、糖分を含む糖質の入った飲料や加工食品

推奨食品:動物性蛋白質、植物性タンパク質、良い脂質(中鎖飽和脂肪酸のココナッツオイル、MCTオイル、オメガ3系オイルの酸化していない魚油(EPA・DHA)

正常な血糖値は、角砂糖が血液中に1個(1g)溶けているのが正常値です。

1日の摂取カロリーは、2,800kcal。糖質4kcal/g換算で700g タンパク質4kcal/g換算で700g、脂質9kcal/g換算で、311gです。

糖質摂取は、喫煙と同じで、中毒症状になり、嗜好品です。

ケトジェニックダイエット

ケトン体は頭の回転を良くします。

 「ケトン体が人類を救う」の著者・宗田哲男医師に依ると、胎児は母親からブドウ糖の供給を受けていると永く信じられてきましたが、同医師の研究で、ブドウ糖ではなくケトン体であることを証明しました。母体のへその緒からケトン体の栄養供給を受けて、間違った細胞分裂をすることなく、

 ①効率的で

 ②安定的で

 ③安全な

エネルギーを得て、10カ月余で約3,000gの赤ちゃんに育てあげています。

 「糖質制限が子供を救う」の著者・三島学(三島塾 塾長)に依ると、塾生に子供が糖質制限する生活指導をしたところ、

 ①反抗期が無くなって心が穏やかになり、

 ②冷え性が無くなって、

 ③アレルギー体質が改善され、

 ④生理不順が無くなり、

 ⑤問題行動の解消し、

 ⑥不登校問題が解決し、

 ⑦成績アップ

等の結果に繋がり、現在でもこの塾に日本全国から、海外からも塾生が集まっていると記述されています。

 認知症を発症する人は、エネルギー源のブドウ糖を受け付けなくなり、脳細胞は栄養不足で死滅して認知症になるのですが、ココナッツオイルの中鎖飽和脂肪酸、そしてココナッツサイダーヴィネガーは、肝臓でケトン体を作り、血液に入って脳にケトン体を供給し、脳細胞が生き返り、認知症が改善していきます。

 但し、糖質を20g以下に控え、たんぱく質や脂質などの正しい栄養のある食事を摂らないと、血液中からケトン体は消滅してしまいます。

質問−1:脳の唯一のエネルギーがブドウ糖ではないことはご存知でしょうか?

正解−1:脳は、ブドウ糖以外にもケトン体をエネルギーにすることができます。

 但し、糖質を20g以下に控え、たんぱく質や脂質などの正しい栄養のある食事を摂らないと、ケトン体は消えてしまいます。

 糖質のブドウ糖は、「糖新生」と言って、私達の体はブドウ糖が必要になった場合は、筋肉を分解してブドウ糖を体内で生成することから、糖質を全く摂取しなくても大丈夫です。

脳はケトン体をエネルギーにして働きます。

 ケトン体は、飢餓状態時に、身体の中(肝臓)で作られるブドウ糖代替物質なので、あくまで、メインはブドウ糖で、サブがケトン体だということを言う人がいますが、正しくありません。

脳のエネルギーとして、高効率、安全で、頭が良く回る栄養成分はブドウ糖ではなく、ケトン体です。

AAA. ケトン体は高効率なミトコンドリア系エンジンでエネルギーを産生

 脳で、ブドウ糖をエネルギーにするには、解糖系で代謝を行い、その時に生じた乳酸をミトコンドリア系で代謝を行なってエネルギーを産生します。

 この産生されるエネルギーは、ミトコンドリア系で産生する方が圧倒的に多いですから、ブドウ糖は、ミトコンドリア系での代謝を行わないと、脳は十分なエネルギーを獲得できないのです。

 一方、ケトン体でエネルギー産生するには、ミトコンドリア系で代謝で行なってエネルギーが産生するので、ブドウ糖に比べて、エネルギー効率はとても良くなり、頭も早く回ります。

 又、代謝の際に必要な酵素やビタミンやミネラルなども、ブドウ糖の方が、ケトン体より多く消費するので、ブドウ糖の方がビタミン、ミネラル不足でエネルギー代謝が滞ることが多くなります。

 ケトン体はブドウ糖よりも早くエネルギーになり、かつ必要とするビタミンやミネラルの消費が少なくて済み、遥かに効率の良いエネルギー源ということになります。

BBB. ケトン体は、健康な体を作る安全な成分です。

 ブドウ糖は血液を通して脳に供給されますが、通常の血糖値だと、血液中にあるブドウ糖は5g程度ですから、この量を安定的に脳に届ける必要があります。

 しかし、糖質を摂取すると、血糖値が大きく上昇し、それを下げる為にインスリンが分泌され、逆に血糖値が低下するので、脳はエネルギー不足になり、頭の回転が悪くなります。

 この時、甘いものなどを摂り、脳にブドウ糖を供給する人が多いですが、脳に届くブドウ糖は血液中の5g程度が上限になりますので、それ以上糖質を摂っても脳にブドウ糖を供給できません。

 例えば、チョコレート100gで糖質量は約50g程度なので、少し食べただけでも過剰な糖質摂取になり、血糖値急上昇し、インスリン分泌して低血糖状態になるので、脳へのエネルギー供給が不安定となります。

 一方、ケトン体は、主に体脂肪を肝臓で燃焼させて作り出されますので、安定的に脳にエネルギーを供給することができ、脂肪燃焼モードになって、ケトン体を十分に産生している人は、ブドウ糖より血液中のケトン体濃度は高くなり、効率の良いエネルギーを安定して供給できるようになります。

CCC. ケトン体の特長

 ケトン体は活性酸素で体を酸化したり、糖化を起こしてAGEを作りません。

 糖質が多い食生活を行っていると、酸化だけでなく、タンパク質の糖化を引き起こしてAGE(終末糖化産物)を作り、糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症等の変性疾患と、又、糖尿病の血管系合併症の原因になったり、活性酸素による細胞障害を加速し、機能変化させます。(ウィキペディア)

 又、ブドウ糖を取り込む際に必要になるインスリン分泌は、糖尿病合併症に進めたり

、発癌リスクを高めたりし、糖質を過剰に摂ると、糖化とインスリンで身体に二重に悪影響を与えます。

 ところが、ケトン体は、糖化の影響も全くなく、またインスリン分泌も行われませんので、脳にとってはとても安全なエネルギー源なのです。

ブドウ糖の取り込みが低下することで発症するてんかんの治療薬として、中鎖飽和脂肪酸が用いられ、ケトン体食事療法(ケトジェニックダイエット)が保険適用となるなど、ケトン体は、ブドウ糖より安全でクリーンなエネルギーであることが、医学的にも認められています。

 癌細胞は、ブドウ糖を唯一のエネルギー源としていますが、ケトン体には抗癌作用が有るので、エネルギーにすることはできないので、糖質を厳しく制限し、たんぱく質や脂質を中心としたケトジェニックダイエット(ケトン体食事療法)を行う、癌細胞を兵糧攻めにして、正常細胞のみを活性化する、がん治療やがん予防効果があります。

DDD. タンパク質、脂質の摂取量について

新陳代謝と言って、人体は、1日で1兆個もの細胞を入れ替えています。不要になった細胞は死んで、その近くの元気な細胞を細胞分裂させて2個にし、その一つを失った細胞に入れ替えて成長させます。人体の細胞の数は約60兆個、単純計算すると、毎日1兆個の細胞が入れ替わり、1ヶ月で30兆個、2ヶ月で60兆個が新しい細胞になります。  人体を構成している細胞は約250種有ります。細胞の入れ替わりは、加齢、病気の有無、栄養状態により変わりますが、各々の組織や臓器により、4つに大別されます。

①速やかに更新される細胞:表皮,角膜,消化器系上皮組織,精巣上皮,造血組織,リンパ組織など ②ゆっくり更新される細胞:呼吸器上皮,尿細管上皮,肝細胞,膵臓,結合組織細胞,胃の壁細胞,副腎皮質細胞など ③生涯に一部しか更新されない細胞:平滑筋細胞,脳神経膠細胞,骨芽細胞,副腎髄質細胞,褐色脂肪細胞など ④生涯更新されない細胞:神経細胞,心筋細胞,セルトリ細胞など

 具体的には、下記の通りです。(https://sites.google.com/site/jinntainosaiboukousinnsokudo/)

  脳    :早い細胞は1ヶ月で約40%、遅い細胞は約1年で全て入れ替わる。   胃の粘膜 :約3日で全て入れ替わる。   腸の微絨毛:約1日で全て入れ替わる。   肝臓   :早い細胞は1ヶ月で約96%、遅い細胞は約1年で全て入れ替わる。   腎臓   :早い細胞は1ヶ月で約90%、遅い細胞は約1年で全て入れ替わる。   筋肉   :早い細胞は1ヶ月で約60%、遅い細胞は約200日で全て入れ替わる。   皮膚   :約1ヶ月で全て入れ替わる。   血液   :4.5~5.0リットルの血液は100~120日間で全て入れ替わる。   骨    :幼児期は約1年半、成長期は約2年未満、成人は約2年半、70歳以上は

約3年で全て入れ替わる。   肌    :10歳代で約 20日周期、         20歳代で約 28日周期、         30歳代で約 40日周期、         40歳代で約 55日周期、         50歳代で約 75日周期、         60歳代で約100日周期で全て入れ替わる。

新陳代謝に必要な栄養は足りていますか?

 糖質を除く、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の食生活で摂取量は足りていますか?

 活動の元になる脂質は、

 ①酸化していない油のオメガ3系オイルは刺身、煮魚、蒸し魚からEPAとDHAです。

 ②ケトン体を作り易い中鎖飽和脂肪酸のヴァージンココナッツオイル、MCTオイル、ココナッツクリーム、ココナッツバターペースト

 ③ケトン体を作り易い脂肪酸の短鎖飽和脂肪酸のココナッツサイダーヴィネガー

 体の組織を作るタンパク質は、組織の材料となるタンパク質と脂質の栄養が足りて初めて組織器官で細胞分裂が行われ、新しい細胞と古い細胞の入れ替わり、生命が維持されます。腸の細胞は最も短時間の2日間で入れ替わります。

 ④筋肉を作る動物性タンパク質は、赤肉、魚、卵等です。

 ⑤私達の体の組織を作る元になるタンパク質は、植物性タンパク質の大豆製品、ココナッツクリーム、ココナッツバターペースト。

 ⑥腸内細菌を増殖し、腸管免疫細胞を活発にするバジルシード、乾燥羅漢果、ココナッツクリーム、ココナッツバターペースト、ココナッツサイダーヴィネガー

有機JAS認証取得ヴァージンココナッツオイルとMCTオイル

有機JAS認証取得ココナッツサイダーヴィネガー

有機JAS認証取得ココナッツバターペースト

ココナッツクリームとココナッツウオーター

乾燥羅漢果

バジルシード

 糖質を除く、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の食生活(ケトン体食事療法)とし、個人の年齢、体重、活動状態により1日の必要エネルギーは異なるので、1日の栄養分の摂取量は異なります。

 ①年齢、性別、体重、活動状態により変わる1日の基礎代謝量、1日の必要エネルギーは、年齢50歳、男性、体重60kg、1,350kcal、2,000kcalとします。

 ②脂質は、1g当たり9kcal、タンパク質は、1g当たり4kcal。

 ③タンパク質の摂取は、アミノ酸スコアをベースに考えます。(下欄に表を添付。)

 ④体重が60kgなので、体重の0.013%をタンパク質から1日の必要量を計算します。

  運動習慣のある人のタンパク質の摂取量は78gとなり、78✖️4kcal/g=312kcal

 ⑤脂質は、肌のツヤ、細胞膜やホルモンの材料になります。

 ⑥タンパク質は下欄の表の通り、大変多くの組織で使われています。

  20種類のアミノ酸を揃えないと、タンパク質が作れません。

 タンパク質の摂取量は、運動習慣の有無により変わります。

 運動量の少ない人は、体重✖️1.1、運動習慣のある人は、体重✖️1.3となります。

 運動量の有る体重60kgの人は、タンパク質の摂取量は78gとなります。

ケトジェニックダイエット

「ケトン食が癌を消す」

11/4〜11/11の間にニュースレターでご案内したテーマ:ケトジェニックダイエット(糖質制限食+ケトン食+オメガ3系オイルEPA & DHA)の食事療法に依る

 ・健康的な痩身(筋肉を増やし、体脂肪を減らす痩身の効果)

 ・抗老化作用(酸化し難いヴァージンココナッツオイルもMCTオイルも、摂取しても活性酸素を産生しないので、細胞を傷付けないのと、抗酸化作用で体内の活性酸素を消去することから、シミ、シワを減らして、肌の弾力性が戻るので、昔から天然の化粧品としてオイルをそのまま飲んだり、肌に塗ったりして使用されています。)

 ・糖尿病(米国では、糖質制限食が治療に使われています。2型糖尿病患者はインスリン投与を受けなければ、治癒可能と癌専門医からの意見)

 ・認知症(米国では糖質制限を治療に用いることを当局が承認済み。ブドウ糖が効かなくなった脳細胞に、高効率なケトン体を脳細胞に供給すると、認知能力が回復)

 ・癌(癌細胞のエサの糖質を制限して、多量の脂質とタンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維を増やすと、癌細胞は増殖し難くなるということが広く知られています。)

などの予防改善法について、下欄の書籍から引用してみました。

是非、読まれることをお勧めします。

 ケトジェニックダイエットでは、福田一典医師も古川健司医師も、摂取エネルギーの内訳として、糖質を10%未満、脂質を65〜75%、タンパク質を15〜25%の構成になるように勧めています。

 中鎖飽和脂肪酸の摂取量は1日80gから100gを勧めています。

 日本では、ココナッツオイルを1日大匙1杯とか2杯を勧める書籍 が多いのですが、米国では毎食80/15=大匙5杯〜100/15=大匙6杯

 それとは別に亜麻仁油を30gの摂取を勧めていますが、亜麻仁油は工場出荷以降の賞味期限、温度管理の不備の点から酸化されていると考えられますので、又、アルファリノレン酸からEPA(エイコサペンタエン酸)そしてDHA(ドコサヘキサエン酸)に代謝する際、僅か10数パーセントの代謝率であることから、EPA、DHAの豊富な青魚の魚油から摂取する方が、魚油だけでなく、魚肉に含まれる動物性タンパク質、動物性ミネラルも同時に摂取できるので、青魚の刺身か煮魚がお勧めです。

 焼き魚は高温調理なので、EPAとDHAが酸化してしまう可能性が高いのでお勧め出来ません。

 中鎖飽和脂肪酸では、福田医師も古川医師もMCTオイルを勧めています。

 MCTオイルは、中鎖飽和脂肪酸で98%と高い割合なので、お勧めですが、ケトン体効果が3時間ぐらいしか持続しないので、メアリーニューポート医師がヴァージンココナッツオイルとMCTオイルとの混合オイルの方が、ケトン体効果の即効性と8時間の持続時間という点で好ましいと思います。

 a. ヴァージンココナッツオイルには母乳成分の一つのラウリン酸が約50%含まれる。

b. ヴァージンココナッツオイルは飽和脂肪酸で93%を占め、その内、中鎖飽和脂肪酸

 が約62%含まれ、長鎖飽和脂肪酸が31%含まれる。

b. ラウリン酸には強力な抗微生物作用が有ります。

c. ラウリン酸のケトン体効果は、遅効性ですが8時間持続するので、お勧めです。

 d. MCTオイルは中鎖飽和脂肪酸で98%占め、カプリル酸とカプリン酸の2成分のみ。

 e. MCTオイルのケトン体効果には速効性はあるが、僅か3時間の持続時間。

 f. 混合オイルは、長鎖飽和脂肪酸の量を相対的に減り、ラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸で占められ、ケトン体効果は速効性と8時間持続できるのが特長です。

 引用書籍

①ブルースファイフ博士「ココナッツオイル健康法」(WAVE出版1,400円+税)

②メアリーニューポート医師「アルツハイマー病が劇的に改善した!」

③福田一典医師「やせる!若返る!ケトン体食事法」(洋泉社1,400円+税)

④新井圭輔医師「糖尿病に勝ちたければ、インスリンに頼るのをやめなさい」(幻冬社800円+税)

⑤古川健司医師「ケトン食ががんを消す」(光文社新書780円+税)

1.ケトジェニックダイエット

 ケトン体を積極的に活用した食事療法

 米国NPO法人ココナッツリサーチセンター所長ブルース・ファイフ(自然療法医)博士は、1990年代からココナッツの健康効果に注目し、ココナッツを用いた病気療法に関する本を数多く出版しています。

 その中でココナッツオイルの効能について包括的に著した本を改版を続けて、2011年には第5版の「Coconut Oil Miracle The 5th Edition」を出版しました。訳本は「ココナッツオイル健康法」と題して出版されました。ココナッツオイルのバイブル的存在です。

 ①ヴァージンココナッツオイルの中鎖飽和脂肪酸の3成分:ラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸

 ②MCTオイルの中鎖飽和脂肪酸の構成成分:カプリル酸、カプリン酸

 ③中鎖飽和脂肪酸の効能:免疫力強化作用、抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用(抗カンジダ作用)、抗癌作用、抗腫瘍作用

 ④中鎖飽和脂肪酸のデトックス効果:オイルプリングというココナッツオイルを用いた口腔内のデトックス 歯垢(歯周病菌)を除去して、虫歯菌も除去、又、同センターでは、ココナッツ研究に基づいた論文を引用して健康な体づくりの方法を書籍を通じて紹介しています。

 ・デットックスに関する本「The Detox Book」、

 ・関節炎の解消の本「The New Arthritis Cure」、

 ・白内障、加齢黄斑変性、緑内障改善の本「Stop Vision Loss Now!」、

 ・ココナッツオイルを用いたダイエットの本「ケトジェニックダイエット」、

 ・ココナッツオイルを用いた口腔内デトックス法の本「Oil Pulling Therapy 」、

 ・親の為の自閉症予防と対策の本「Stop Autism Now!」、

 ・アルツハイマー病を改善の本「Stop Alzheimer's Now!」

 ・雑食系、肉食系ペットのココナッツ療法の本「Coconut Therapy for Pets」

 ・他

 その後、多くの雑誌にココナッツオイル、中鎖飽和脂肪酸、ケトン体という言葉が散見され、現在に至っています。

 書籍でも、ケトン体を署名につけた本も下記の通り、有りますのでご紹介します。

 ・「ケトン体ががんを消す」

 ・「ケトン体が人類を救う 糖質制限で何故健康になるのか」

 ・「痩せる!若返る!ケトン体食事法 体脂肪だけみるみる消える」

 ・「ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!―今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』

 ・「体が生まれ変わるケトン体食事法 太らない、疲れない、老けない 体と頭を糖化させるな」

 ・「体内年齢がよみがえる科学 ケトン体革命-究極のアンチエイジング理論」

 ・「糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット」

 ・「人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる」

 ・「2週間で効果がでる! <白澤式>ケトン食事法」

 ・「糖尿病に勝ちたければ、インスリンに頼るのをやめなさい」

 ・「ケトン体ダイエットレシピ」

 ・「いちばんやさしいケトジェニックダイエット」

 ・「ケトン体質ダイエットコーチ - 1週間だけ本気出して、スルッと20キロ減!」

 ・他

 上記出版書籍に依ると、糖質制限食に、中鎖飽和脂肪酸のココナッツオイルやMCTオイルを摂取することで、体脂肪を落とす痩身、抗老化作用、糖尿病の予防改善、認知症予防改善、癌の予防改善に活用できることが分かります。

2.痩身作用と抗老化作用

 ココナッツオイルの中鎖飽和脂肪酸を摂取と糖質制限食を採用することで、体脂肪を落として筋肉量を増やす痩身作用と、活性酸素の産生が減らせることから、抗老化作用、一層効果が増します。

「糖質制限」は多くの人に知られるようになり、実際に実践している人も増えているようです。糖質は、血糖値を上げ糖尿病のリスクを高め、余分な糖質はインスリンの影響を受けて中性脂肪に変化して体内に蓄積します。そして、癌細胞の唯一のエサになります。

 ・糖質制限すると、血糖値が上昇しなくなるので、インスリンは分泌されません。

 ・インスリンが分泌しないと、糖尿病が改善し、肥満防止、癌発症リスクを下げます。

 ・糖質制限に依り活性酸素の産生が減らすことができ、シミ、シワが少なくなり、老化を遅らせすことができ、多くの病気の予防が出来ます。

 ・糖尿病予防に依り、認知症の発症リスクを減らすが出来ます。

 ・糖質制限で、癌細胞のエサが無くなり、癌細胞を兵糧攻めにして、癌細胞を消滅できます。

 しかし、間違った糖質制限で健康被害になっているという実態が有ります。

 問題は下記3つ有ります。

 ①1日に必要な摂取エネルギーを維持していません。

 ②糖質のエネルギー分を他のタンパク質、脂質で補っていません。

 ③ミネラルと食物繊維(=炭水化物ー糖質)不足。

 ①から、「1日に必要な摂取エネルギー」をお分かりでしょうか?

 a. 男性50歳以上の場合、 1日に必要な摂取エネルギー=体重X215(kcal/kg)

 b. 男性30-49歳以上の場合、1日に必要な摂取エネルギー=体重X223(kcal/kg)

  c. 女性50歳以上の場合、 1日に必要な摂取エネルギー=体重X207(kcal/kg)

  d. 女性30-49歳以上の場合、1日に必要な摂取エネルギー=体重X217(kcal/kg)

 ②のタンパク質、脂質の補充について、ケトン体食事法に倣うと比較的簡単になります。

 タンパク質、脂質の量は、下記の食品成分データベースから食品毎の重量を検索します。

 ケトン体食事法:糖質摂取カロリー比率を総摂取カロリーの10%以下に抑え、タンパク質の総摂取カロリーも30%以下に抑え、脂質が60%程度にします。

 注意事項:タンパク質の多量摂取は、肝臓の代謝の限界を超え、血中の尿素やアンモニアの濃度が増え、致命的な問題を起こします。

(糖質とタンパク質の摂取カロリーは1g当たり4kcalで、脂質は1g当たり9kcalです。)

 ・酸化しないココナッツオイルとMCTオイル、必須脂肪酸のオメガ3系オイルの魚油はとても優れたオイルで、血糖を上昇させないので、インスリンの分泌が無く、とても安心です。

 ・良いオイルはオメガ3系オイルの魚油EPA、DHAです。サバ、サンマには多くのEPA, DHAが含まれているだけでなく、動物性タンパク質も豊富なのでとても効率的です。

 ・ココナッツオイルの中鎖飽和脂肪酸は、他の食用オイルよりも、小腸での消化吸収が4倍と優れ、肝臓で速やかに代謝されて、10倍ものケトン体を産生できます。

 ③から、ミネラルの内、鉄分は動物から摂った鉄分が良いことからレバーを、食物繊維は"野菜"や"バジルシード"、亜鉛と鉄は"きな粉"から摂取すると良いと思います。

 (引用:銀座東京クリニック院長 福田一典「痩せる!若返る!ケトン体食事法」)

 糖質は、タンパク質、脂質と共に三大栄養素と言われていますが、糖質はエネルギー源としての栄養です。しかし、糖質は4kcal/gと、脂肪の9kcal/gよりも小さいので、非効率です。又、体が糖質を必要とする場合は、私達の体が、新糖生と言って、私達の筋肉のタンパク質を分解して作ります。

 1日の糖質摂取量40g以下で1回の食事につき太る原因となるインスリンを分泌しない量20g未満とします。玄米や全粒粉小麦などの精製度の低いものを少量食べるようにします。

 各食品の100g当たりの重量に就いては、下記データベースから炭水化物、タンパク質、脂質の重量を調べて下さい。

  文部科学省 食品成分データベースURL : http://fooddb.mext.go.jp/

 参考:

 ・果物のアボガド以外は全て甘く、糖質が多いので、摂取量は少量になります。

 ・くるみは、オメガ3系オイルが多いとされていますが、栄養成分のデータベースに依ると、炎症作用のあるオメガ6系オイルのほうが多いので、摂取量に要注意。

 ・大豆油、コーン油、ゴマ油、ひまわり油、グレープシードル、クルミ等には、炎症作用が有るオメガ6系オイル(多価不飽和脂肪酸、リノール酸、アラキドン酸)が一番多く、オメガ3系オイル(多価不飽和脂肪酸、αリノレン酸)、オメガ9系オイル(一価不飽和脂肪酸、オレイン酸)も含まれています。摂り過ぎには要注意。

3.糖尿病の予防と改善

 私は、糖尿病も高血圧も医者が治す病気であると思っていましたので、何の疑問もなく、肥満に依る"2型糖尿病"と”高血圧”で15年間ぐらい、糖尿病専門クリニックへ毎月1回通院し、尿検査、血糖値とヘモグロビンA1Cの血液検査、診察を受け、血糖値、血圧を下げる薬を処方してもらい、診察費5,000円と薬代5,000円の合計10,000円を支払っていました。しかし、血圧、血糖値を下げる薬を服用しても一向に改善しませんでした。1泊2日の糖尿病の教育入院で、 血糖値とヘモグロビンA1C、血圧が一時的でしたが改善したことから、自分の努力次第で、糖尿病も高血圧も、運動と糖質制限食で、改善できる病気であると思いました。  そこで、従来の植物オイルからヴァージンココナッツオイルに変えて糖質制限食を導入し、そしてウオーキングを継続的に行って、体重を20kg減らして、2型糖尿病も高血圧も改善することができました。

ブルースファイフ博士「ココナッツオイル健康法」の糖尿病

 精製植物油の過剰摂取が2型糖尿病の発症に関係し、特に、酸化し易い多価不飽和脂肪酸であるとしています。酸化した不飽和脂肪酸が細胞壁を作る材料になると、細胞の働きが悪くなり、ホルモン、ブドウ糖、その他物質が細胞を出たり入ったり出来なくなってしまい、糖尿病を促進させるといいます。

 低温圧搾で作られたヴァージンココナッツオイルは、93%もの飽和脂肪酸で占められ、酸化し難いオイルであることと、中鎖飽和脂肪酸の消化には膵臓が作る消化酵素が不要で、インスリンが大量に分泌される食事中に膵臓にかかる負担が小さくなり、膵臓はより効率的に機能できます。

新井圭輔医師「糖尿病に勝ちたければインスリンに頼るのをやめなさい」

 新井医師は糖質制限食を体験した糖尿病専門医です。

 糖尿病は「インスリンというホルモンの働きが悪い為に、血液中のブドウ糖の量が異常に増えてしまう病気」と定義されています。ですから、治療の最大目標は「インスリンの働きを良くして、血糖値を下げること」となります。

 これに対し、新井圭輔医師「糖尿病に勝ちたければインスリンに頼るのをやめなさい」では、「糖質を摂ると、高血糖になってしまう体質、即ち、ブドウ糖処理が下手な体質」であるとしています。

 又、同医師は、糖尿病が怖いのは、三大合併症(糖尿病腎症、糖尿病網膜症、糖尿病神経障害)、脳梗塞、心筋梗塞、歯周病、骨粗鬆症、認知症等で、これらの合併症を防ぐ治療が良い治療と言えるのですが、実際は糖尿病の合併症は、患者数の増加に伴って増え続けています。

 2013年末現在の透析人口は314,180人で、その内糖尿病腎症患者が115,118人と最も多く、36.7%を占め、同年1年間に新たに透析を始めた患者の原因疾患も、糖尿病腎症が15,837人と最も多く43.8%を占めており、糖尿病網膜症、糖尿病神経障害も増え、糖尿病網膜症で失明している人は毎年数千人に及んでいて、糖尿病の患者数増加に並行して、合併症も増え続けているとのことです。

 特に、真面目に治療を受け、血糖値が正常範囲に収まっている優等生の患者に、透析治療が必要になったり、網膜症を発症して失明する患者が多いとのこと。

 同医師は、「そもそも治療が間違っているのではないか」「インスリンには弊害が有る」「SU薬、インスリン注射、カロリー制限食という今の治療法は百害有って一利無し」「定説は真実とは限らない」「真面目に養生している人を殺しかねない、高インスリン状態」「現在の糖尿病治療は理屈に合わない経験医学」「糖尿病合併症の原因は高血糖ではなく、"インスリン"ではないのか」という考えを持つようになりました。

 同医師は、糖尿病患者に糖質制限を勧めています。

 糖質の過剰摂取 → インスリンの分泌 → 活性酸素の発生 → 炎症の惹起(じゃっき)

 (糖尿病専門医は、2型糖尿病患者に対し、糖質制限を糖尿病治療には認められていない、とし糖質制限治療は行わない。自縛しているので、インスリン療法以外は行わない。)

 2型糖尿病の患者の治療は、糖質を断てば良く、高インスリン療法を受けないことです。

 ・血糖値を上げない為に、糖質は摂らない。

 ・インスリンを増やさない為に、SU薬を使わない。

 ・高血糖でも低インスリンにしておけば、合併症は起こらない。

 ・ヘモグロビンA1Cが高くても、腎機能は悪化しない。

 ・使用しても良い薬は、インスリンの効きが悪くなっている状態を改善して、インスリンの働きを良くする薬ー”インスリン抵抗性改善薬”です。(アクトス、グルコラン)

 ・糖尿病合併症の本質は、動脈硬化。

 ・動脈硬化は、糖質制限と塩分制限で治せる。

 ・年齢と高血圧の間に相関関係は無い。

 ・論理的に捉え直せば”メタボ”の診断基準は無意味

   腹囲:男性は85cm以上、女性は90cm以上

   脂質異常:中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満

   高血圧:最高血圧130mmHg以上、最低血圧85mmHg以上

(最低血圧が高いのは、拍動による圧力がかかっていない拡張期でも、血管の内壁が強い圧力を受けている状態です。その原因として疑われるのは動脈硬化であると考えられる。)

   高血糖:空腹時110mg/dl以上

 ・正しい合併症治療=糖尿病治療+動脈硬化治療

 ・動脈硬化治療は、万人に推奨すべき長寿法

 ・2型糖尿病での、インスリンと発癌との関係「高インスリン→活性酸素の増加→発癌の促進」

 ・1型糖尿病と癌との関係 インスリン注射が必須の1型糖尿病の人もインスリン投与量は最少限に、基礎インスリン量に留めると良いと思う。

 ・癌の難治度∝ 癌の大きさ x 増殖スピード / (免疫力)

 ・癌治療の二本柱

  糖質制限:おかずはバランス良く摂取+カロリー制限無視+糖質を摂らない  

  免疫賦活:免疫力の活発化。

福田一典医師「やせる!若返る!ケトン体食事法」

 福田医師は糖質制限食を体験した癌専門医で、ケトン体、ケトン体食事法の専門家です。ケトン体食事法で、糖尿病治療、認知症改善、癌治療について説明しています。

 ・ケトン体食事法:糖質のカロリー摂取比率を10%以下に減らし、タンパク質が15%〜25%、脂肪が65〜75%を占める低糖質・高脂質。

 ・脂肪は、中鎖飽和脂肪酸とオメガ3系脂肪酸のEPADHAで、エネルギー源と必須脂肪酸の補給となります。

 ・甘味料は糖質の糖分からではなく、100%天然甘味料でカロリーゼロの羅漢果を用いる。

 ・魚油からのEPA、DHAは、動脈硬化性疾患を予防改善する。

 ・オメガ3系不飽和脂肪酸の代謝:アルファリノレン酸→EPA→DHA

 ・ヴァージンココナッツオイル、MCTオイルに多く含まれる中鎖飽和脂肪酸は、脂肪組織への沈着が少なく、エネルギー源として直ぐに代謝され、肥満になり難いオイルです。

 ヴァージンココナッツオイルとMCTオイルとの違いは、下欄の表を参照して下さい。

 ・ヴァージンココナッツオイル、MCTオイルに多く含まれる中鎖飽和脂肪酸は、肝臓で従来のオイルに比べて、小腸での消化吸収で4倍、肝臓での代謝で10倍早く、他のオイルよりも効率良くケトン体を作ります。

 ・高血糖とインスリン分泌は認知症の原因になる。

 ・インスリンの分泌を減らせば、癌細胞は死滅する。

 ・2型糖尿病の多くは、インスリンを投与しなくても、糖質を断つことで治療が可能です。

 ・そもそも糖質を摂らなければ、糖尿病にはならない。

 ・ケトン体食事法は、糖尿病の改善効果が高く、糖尿病合併症も改善する。

 ・ケトン体食事法で、食後高血糖が起きないので眠くならず、むしろ脳機能が良くなり、頭が冴えます。

 ・ケトン体そのものに毒性は有りません。ケトン体食事法は糖尿病治療にとても有効です。

 ・ケトン体食事法は自閉症の治療に有効です。

4.認知症

 認知症には、脳梗塞や脳出血など、脳の血管障害を原因とする「脳血管性認知症」と、「アミロイドβ」という蛋白質が沈着することで脳細胞が破壊されて、脳が萎縮することなどで起こる「アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)」の主に2種類が有ります。

 近年の傾向では、脳血管性認知症は微増ですが、アルツハイマー病は急増していて、1985年から2005年の間のアルツハイマー病の年齢調整有病率では、3倍以上増加しているというデータも有ります。その最大の原因は、同様に近年急増している糖尿病が挙げられます。

 様々な研究調査で、糖尿病がアルツハイマー病の強い危険因子になることは既知のことです。

 糖尿病は、1960年代迄は極めて稀な病気でしたが、現在では5人に1人が糖尿病、或いは糖尿病予備軍と言われるほど増加しています。

 科学者の武田邦彦氏は、脂質学の専門家、日本脂質栄養学会・奥山治美会長の論文を引用して、サラダ油及びサラダ油を原料にした加工食品は、認知症の発症原因となっている、と指摘しています。

 サラダ油を利用している人は、早速ヴァージンココナッツオイルに切り替えて下さい。又、サラダオイルを用いた加工食品は摂取を避けるようにしてください。サラダ油は炎症作用のあるオメガ6系オイルです。

ブルースファイフ博士「ココナッツオイル健康法」

 ・著者は、ココナッツを用いた健康法に通じるココナッツ専門家として有名で、多くの著書を出版しています。日本でも、その一部が日本語訳本が出版されています。

 ・アルツハイマー病の根本的な問題は、脳が効率的にブドウ糖を利用できず、脳細胞は飢餓状態になり、ストレスに耐える力が弱くなり、その結果、脳は急激に老化し、認知症に至ります。

 ・青魚に含まれる魚油のオメガ3系オイルのEPA, DHA、そして中鎖飽和脂肪酸を摂取

 ・中鎖飽和脂肪酸は、他の食用オイルよりも小腸での4倍も消化吸収が良く、肝臓ではケトン体への代謝スピードが10倍と速く、ケトン体がブドウ糖に代わって脳の栄養となって吸収され、アルツハイマー病を改善します。

 ・最近まで、認知症は一度発症すると治らないものとされていましたが、脳は年を取ってからも新しい細胞を作ることができるとし、事実、作っています。正しい治療を施しさへすれば、認知症を始めとする神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、外傷性脳損傷、脳卒中、慢性頭痛、うつ病等)の回復は可能です。

 ・糖質制限食+ケトン食=ケトン食事療法(糖質のカロリー摂取比率を10%以下に減らし、タンパク質が15%〜25%, 脂肪が中鎖トリグリセリドを中心に65〜75%を占める、低糖質高脂質食事療法)

メアリーニューポート医師「アルツハイマー病が劇的に改善した!」

 ・小児科医のメアリーニューポートは、夫のが若年性アルツハイマー病になったので

、神経変性疾患の専門医に診察してもらい、薬を処方してもらいました。

 ・薬を服用しているにもかかわらず、一向に症状が改善せず、むしろ悪化していきました。

 ・医師が処方する製薬会社の薬の服用は一時的には効果があるものの、次第に悪化することから、

完治できない病気であることは周知の事実のようです。

 ・メアリーニューポート医師は、勤務医を続けながら、症状を改善する手立てを模索しました。

 ・小児科では未熟児の栄養補給に中鎖脂肪酸を用いることから、中鎖飽和脂肪酸が豊富なヴァージンココナッツオイルにアルツハイマー病の改善の可能性を求めました。

 ・メアリーニューポート医師は、米国中の多くの専門家、研究者に中鎖飽和脂肪酸について問い合わせを行い、ヴァージンココナッツオイルの摂取量ー小匙1杯(5ml)から始め、大匙1杯(15ml)、大匙2杯(30ml)と徐々に量を増やし、摂取頻度についても確認しました。摂取量は、可能な限り、増やすことです。メアリーニューポート医師の夫は、ヴァージンココナッツオイルとMCTオイルを3:4で混合したオイルを毎食大匙3杯(45ml)摂取しました。

 ・病院の専門医に調査の協力を依頼して、夫を実験台にヴァージンココナッツオイルの摂取開始前と摂取後の時計描画テストを始めました。

 ・摂取開始前、摂取後2週間後、摂取37日後の時計描画テストを行った結果、段々と時計の絵が完全に描かれていく様子に大変驚き、ヴァージンココナッツオイルの効果に大変驚きました。

 ・毎食時にヴァージンココナッツオイルを大匙2杯(30ml)摂取していても、夫の認知レベルが不安定になることが分かりました。ヴァージンココナッツオイルのケトン体効果は、遅効性で8時間の持続時間なので、ヴァージンココナッツオイルを次に摂取してからケトン体効果が現れる迄に時間がかかり、途中、ガス欠になってしまうようです。

 ・同じ中鎖飽和脂肪酸(MCFAs)が100%近いMCTオイル(中鎖トリグリセリド)に可能性を探りました。このMCTオイルは下痢し易いという欠点があることから、専門家、研究者に摂取方法について相談しました。

 ・ケトン体効果の効き方を改善する方法は、ヴァージンココナッツオイルとMCTオイルとのミックスオイルにすることでした。

 ・ヴァージンココナッツオイルに30%含まれる長鎖飽和脂肪を相対的に減らし、ラウリン酸を残す為に、混合オイルは、ヴァージンココナッツオイル:MCTオイルとを3:4で混ぜて作ります。

 ・ミックスオイルのケトン体効果は、速効性、8時間の安定した持続時間になったので、夫の認知力の変動は消え、安定しました。

 ・同書に依ると、このケトン体効果を実感された人から、他の神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病、外傷性脳損傷、脳卒中、慢性頭痛、うつ病等)にも効果が有るだけでなく、白内障、加齢黄斑変性、緑内障にも効果が有るというコメントが届いていていました。

 福田一典医師「やせる!若返る!ケトン体食事法」

 ・食事の中で、糖質量が増え、高血糖や糖尿病が様々なメカニズムでアルツハイマー病の発症を促進させています。

 ・糖質の過剰摂取は脳血管の動脈硬化を進展させて、脳梗塞や潜在的脳虚血を引き起こし、終末糖化産物(AGE)は、酸化ストレスを起こして、脳の神経細胞にダメージを与えることで、脳血管性認知症の原因になります。

 ・インスリンの血中濃度が異常に高くなる高インスリン血症がアルツハイマー病の発症を引き起こします。インスリンを分解する酵素にはアルツハイマー病の原因となるアミロイドベータ分解作用があるので、高インスリン血症になるとアミロイドβの分解が十分に行われなくなり、脳内のアミロイドβの沈着が促進され、神経細胞の障害が進行すると考えられています。

 ・糖尿病を含む糖代謝異常を患っている人の体は、脳内でアミロイドβが沈着し易いので、アルツハイマー病になり易い状態と言えます。

 ・糖質制限やケトン体食事法で、インスリン分泌を減少させるだけでも、脳血管性認知症、アルツハイマー病と共に、認知症予防に効果が有ります。

 ・身内に認知症患者がいる場合は、認知症予防を積極的に考え、食生活の改善を実践することが大切です。魚油のEPD、 DHA、野菜や果物に含まれるビタミン、ミネラル、ポリフェノール等は認知症の発症率を低下させる効果が有ると知られています。

  逆に、白米など糖質の多い食事は認知症の発症リスクを高めます。

  運動習慣が有る人程、脳血管性認知症、アルツハイマー病共に発症リスクを低下させます。

 ・ヴァージンココナッツオイルやMCTオイルの中鎖飽和脂肪酸が肝臓で作るケトン体は、脳神経のエネルギー代謝を良くして、活性酸素や炎症から神経細胞を保護する作用が有ることから、ケトン体を増やすケトン体食事法は、アルツハイマー病、パーキンソン病、脳卒中などを原因とする脳神経細胞障害を抑える為に利用されています。勿論、認知障害の改善にも有効であることが、多くの臨床試験で示されています。

 ・軽度の認知障害を患っている、平均年齢70.1歳、男性10名、女性13名の23名を2つのグループに分け、それぞれ高糖質食、低糖質食を6週間摂取する実験調査を行いました。低糖質食グループは言語能力の改善、体重、腹囲、空腹時血糖値、空腹時インスリン値で減少が認められました。

  記憶力の変化については、摂取カロリー、インスリン値、体重との相関関係は認められませんでしたが、血中ケトン体値が記憶力の改善状況と正比例し、ケトン体の血中濃度が高い程記憶力が良くなることが分かりました。→ 6週間低糖質食を継続すると、記憶力の改善ができることが分かりました。

 ・認知障害の改善理由は、ケトン体の抗炎症作用、神経細胞におけるエネルギー代謝の改善作用が有ります。

 ・米国では、中鎖飽和脂肪酸がアルツハイマー病の治療に有効な医療食として認可されています。

 ・神経変性疾患の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者の脊髄では、ミトコンドリアでの電子伝達系酵素の活性が低下している為に、エネルギーを生み出す働きに障害が有ります。そこで、ミトコンドリアの働きを改善することができれば、ALSの治療法として活用できるのではないかという可能性が期待されています。

 ・ヒトの体には、自分にない分子パターンを異物と認識するメカニズムが有り、細菌やウイルス、真菌等の病原体を見つけ出すと、それを駆除する免疫を発動させます。又、細胞が傷を負ってしまった時に、その傷口から放出される細胞内分子を危険シグナルとして認識して、その傷を修復するために炎症反応を発動させます。この認識能力は、異物による危険や負傷など、体内の他の組織や細胞に危険を知らせるアラームのような役割を担っています。

  自然免疫の一つに、「インフラマソーム」というものがあり、人体を異物や病原微生物、栄養の摂り過ぎにより生じる代謝物に対しても、体を守る働きをしますが、その反面イソフラマソームが自然免疫として攻撃を仕掛け、強い炎症を引き起こし、生活習慣病の発症、2型糖尿病やアルツハイマー病、動脈硬化症、自己免疫疾患等を誘発してしまいます。

  アルツハイマー病患者の脳組織では、インフラマソームの働きが活性化していて、脳組織に炎症反応を引き起こすなど関与しています。ケトン体はインフラマソームに直接作用して、その働きを阻害する効果があると報告されています。

5.癌

ブルースファイフ博士「ココナッツオイル健康法」

 ・ココナッツオイルには免疫力強化作用が有り、ココナッツオイルの中鎖飽和脂肪酸は、骨髄内の白血球生成を促進します。その結果、感染症を防ぎ、癌細胞の増殖を阻止する白血球の数が増えます。

 ・スリランカの国立医学研究所で血清学部門のロバート・L・ウィクラマシンハ博士は、ココナッツオイルには強力な抗発癌作用がある。動物実験で、大腸癌、乳癌、皮膚癌などの原因となる発癌物質の活動をココナッツオイルが抑制することが示しました。実験動物に化学的に癌を誘発させようとしたところ、餌にココナッツオイルを加えると癌発生が抑制された。

  大豆油、コーン油、キャノーラ油、オリーブオイル等の油ではこの効果は見られませんでした。

  ほとんどのオイルは酸化して発がん性のあるフリーラジカルを生成し易い為、癌の発生を促進していることがわかりました。

 ・中鎖飽和脂肪酸には抗酸化物質のような作用が有り、フリーラジカル反応を防ぎ、様々な種類の癌から体を守るように見える。

福田一典医師「やせる!若返る!ケトン体食事法」

・遺伝子の働きによって厳密にコントロールされる細胞の分裂や増殖、細胞死の調節が正しく行われることで、体の健康が保たれます。しかし、ある種の遺伝子の働きに異常が起こると、その必要がないにもかかわらず、勝手に増殖する細胞に変化することが有ります。

 この異常な細胞で作られた塊を腫瘍と呼び、腫瘍は更に良性腫瘍と悪性腫瘍に分かれます。

 良性腫瘍は増殖が遅く、局所的に細胞の塊を作るだけなのですが、悪性腫瘍は周囲の正常な細胞や組織を破壊する性質を持ち、更に血液やリンパ液にのり、離れた臓器やリンパ節に運ばれていき、そこで新たな腫瘍を形成し、これを転移と言い、無限に増殖し続け、遂には人間を死に至らしめます。

・粘膜上皮細胞や肝臓細胞など、上皮系細胞から発生する悪性腫瘍を癌と言い、筋肉や骨、軟骨や神経等の間質系細胞から発生する悪性腫瘍を肉腫と言います。これらの悪性腫瘍をまとめて癌と呼びます。約22,000個の遺伝子の内、どの遺伝子に異常が起こると正常細胞が癌化するのか?という問題が、癌研究の中心課題になっています。

・癌発生に関与する癌遺伝子の本来の役割は、正常な細胞を増殖させることなのですが、DNA変異や発現の異常を起こすと、無制限に細胞を増殖させることになります。 

・細胞の癌化を防いでいる、癌抑制遺伝子も見つかっています。癌抑制遺伝子は、老朽化した細胞の死(アポトーシス)を促し、細胞の増えすぎないようにコントロールする役割や、傷付いたDNAを修復させる働きをします。癌遺伝子や癌抑制遺伝子は、共に正常細胞の増殖と分化、更にアポトーシスに関わる遺伝子が何らかの原因で機能異常をきたしたものです。

 癌細胞が正しくコントロールされない理由は、細胞増殖のアクセルとブレーキが共に故障しているからです。

・癌細胞が数を増やしていくには莫大なエネルギーと細胞を構成する成分(タンパク質、脂質、核酸)が必要です。癌細胞は正常細胞よりも、数倍から数10倍のエネルギー産生と物質合成が行われます。

・人間が活動する為のエネルギーは、二つのメカニズムで産生されます。

 a)細胞内で酸素を使わずにブドウ糖を代謝する方法で、ブドウ糖1分子を燃料に、たった2分子のエネルギーしか生み出すことができません。

 b)細胞内のミトコンドリアで行なわれるもので、酸素を使って産生され、ブドウ糖1分子を燃料に36分子ものエネルギーを生み出すことができます。癌細胞が増殖する為のエネルギーは、a)の酸素を使わないブドウ糖の代謝によって産生されます。

・エネルギー産生と物質合成を増やすという、2つの目的を両立させる為に、癌細胞はミトコンドリアでのエネルギー産生を抑制して、ブドウ糖の取り込みを横取りする形で活性化しています。その理由は、ミトコンドリアでのエネルギー産生にブドウ糖が使われてしまうと、細胞を構成する成分を作れなくなってしまうからではないか、と考えられています。又、ミトコンドリアでのエネルギー産生は、活性酸素を生み出すので、細胞内の酸化ストレスが高まり、細胞死を引き起こす原因にもなります。癌細胞は、自らをなるべく死なないようにする為に、ミトコンドリアの活性を抑制しています。

・癌細胞は、ブドウ糖をエネルギー源として大量に取り込んでいる為、高血糖の状態では、癌細胞の増殖に有利になってしまいます。

・高血糖は活性酸素の産生を高めて、血管の内皮細胞や膜にダメージを与えて、欠陥透過性を高め、転移を起こし易くなるという意見が有ります。

・高血糖は、マクロファージを活性化して、癌細胞の増殖や浸潤、転移を促進する「炎症性サイトカイン」という悪い物質の産生を刺激します。

・血糖値が上がると、体は膵臓からインスリンを分泌して、血糖の濃度を下げようとします。インスリンは食後の血糖値を下げるのが主な作用ですが、癌細胞の増殖を促進します。

・癌細胞の表面の細胞膜には、インスリン受容体というものが有り、そこにインスリンが結合すると、細胞増殖のシグナルが活性化し、癌細胞の発育や転移が促進されてしまいます。

・インスリンの分泌は癌細胞の増殖を促進するインスリン様成長因子の活性を高めてしまいます。正常細胞と癌細胞の区別無く、全ての細胞にはインスリン様成長因子の受容体が存在しているので、増殖するのが正常細胞であれば良いのですが、癌細胞も同様に増殖が活発してしまい、癌の進行が促進されてしまいます。

・インスリンの分泌は、細胞の自食作用であるオートファジーの働きを抑制してしまうので、更に癌細胞が発生し易くなります。

・「低糖質+高脂肪食」を基本としたケトン体食事法を続ければ、血糖値の上昇もなく、インスリンが分泌されることもないの、癌細胞の増殖を抑えることができます。

・癌細胞が増殖する為には、エネルギー源となる燃料と細胞を作る材料が必要です。

・糖質を断てば、体のエネルギー源となる燃料は、糖質から脂肪とケトン体に変わり、癌細胞は燃料とすることができません。肝臓では糖新生によってブドウ糖が作られますが、癌細胞が増殖のエネルギーにできるほどは産出されません。

・癌細胞と正常繊維芽細胞の培養細胞を使った実験で、培養液にケトン体を添加すると、正常な線維芽細胞の増殖は阻害されませんが、ケトン体が癌細胞のブドウ糖の取り込みと代謝を阻害する為、癌細胞の増殖は抑制されます。

・ケトン体の産生を増やすケトン体食事法であれば、カロリー制限をしなくても、癌組織の増殖を抑え、生存期間を延ばせることがマウスの実験で確認されています。

古川健司医師「ケトン食ががんを消す」

・次世代の癌治療!ケトン食による糖質制限 癌治療!究極の糖質制限の効果!糖質制限食が、癌の食事療法として、今、話題になっています。

 注目の「ケトン食」による癌免疫栄養療法は、これまで臨床に臨床を重ね、2016年1月に第19回日本病態栄養学会学会にその臨床研究の結果を発表されました。

 これは、食事療法だけでなく、現在の癌標準医療の抗癌剤治療も行いながら、ケトン体食事療法も併せて行なっています。これに依ると癌免疫栄養ケトン食療法による糖質制限と抗癌剤の治療効果は、糖質制限だけの治療法に比べて、下記の通り、奏効率(癌が縮小したり消滅する確率)が飛躍的に高く圧倒的な治療効果が出ています。

 ケトン食単独 抗癌剤の治療 免疫栄養ケトン食療法+抗癌剤治療

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奏効率 10% 21.0%(大腸がん) ------->67%

  21.3%(乳がん)

病態コントロール率 56% 71.0%(大腸がん) -------> 78%

(注)著書の最新情報⇒83%

  <特長>

 ・糖質摂取を可能な限りゼロに近づける。

 ・免疫栄養ケトン食は癌根治へと導く。

 ・癌細胞だけを弱らせ、正常細胞を元気にする。

 ・癌細胞も、栄養を絶たれれば死に至る。

 ・癌細胞は正常細胞の3〜8倍ものブドウ糖を取り込む。

 ・癌幹細胞をいかに死滅させるか。

 ・高燃費なケトン体エンジン

 ・ケトン体の抗癌作用

 ・ケトン体で長寿遺伝子が目覚める。

 ・ケトン体は脳細胞のエネルギーにもなる。

 ・ケトン食は化学療法の効果を高める。

 ・総ケトン体指数が一定以上になると、癌が消える。

 ・栄養状態が悪いと、手術も抗がん剤治療も上手くいかない。

 癌免疫栄養ケトン食療法は『癌の栄養源である糖質を極限まで制限』することで、癌を兵糧攻めにして、がんの縮小と消滅を狙うものです。そのため、抗癌剤による副作用を抑え、正常細胞の免疫力を上げるための栄養摂取方法を取り入れた画期的な療法です。

 最近では、糖質制限食をはじめ、ケトン食も知られるようになってきました。しかし、その多くはダイエットや糖尿病などの食事療法でした。癌については、書籍でも糖質制限の効果はあるとの見方はありましたが、その効果を臨床結果を踏まえて、癌治療専門医が公開したのは、初めてのことです。古川医師によれば、食事療法に対する期待も大きい訳ですが、注意すべきはケトン食だけで癌をやっつけることはできません。

 当該書籍は、ステージⅣのがん治療に特化したケトン食であり、「多岐にわたる、あらゆる療法」

 (下記)を参考にしています。

 1.MCTケトン食(糖質制限)

 2.ナチュラルハイジーン(ライフスタイル) 、時間栄養学

 3.複合脂肪酸療法

 4.分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)、超高濃度ビタミンC点滴療法

 5.抗がんサプリメント

 6.がんデトックス

 7.水素療法(水素水)

 8.腸内細菌(腸管免疫)

 9.マクガバンレポート

 10.がん漢方療法(薬膳を含む) ほか。

 この栄養療法は、1日3回の食事の中に上記の10種類の栄養療法のエッセンスが全て詰まっています。癌細胞はしぶとく、中々1つの治療では絶滅しません、と古川医師は明言しています。

 従って、ケトン食療法と共に、化学療法、放射線治療、手術、温熱療法、免疫細胞療法、遺伝子治療、高濃度ビタミンC点滴療法等を組み合わせて、がん治療した臨床研究結果の公開なのです。このような観点から、これまでの糖質制限食やケトン食という食事だけの治療法ではないことに注目することが大切になります。

 癌治療の食事療法

①ゲルソン療法と問題点

 ・脂質の制限:動物性油脂の禁止。但し、オメガ3系オイル摂取は推奨。

 ・肉類、乳製品の動物性タンパク質を極力排除し、雑穀類、根菜類、野菜、果物から摂取。

→①動物性タンパク質は窒素が多いので肝臓や腎臓に過度な負担がかかる。②国立癌研究センターの研究報告書に依り、赤肉の摂取は週500g未満。③マクガバン報告(動物性タンパク質の過度な摂取が癌や心臓病の増加)とチャイナプロジェクト(植物性タンパク質が一番安全)に基づく。果物、根菜類には糖質が多い。バナナ21.4g/100g 柿14.3g/100g、ぶどう15.2g/100g

 ・白砂糖の禁止。黒砂糖や蜂蜜での味付。→糖質が多い:黒砂糖には90g/100g、蜂蜜80g/100g

 ・塩分の禁止→血中ナトリウムの低い人には減塩はしない

 ・炭水化物は玄米、胚芽米から摂取。→糖質が多い

 ・人参、リンゴ、レモン、青菜などの新鮮な果物と野菜からジュースを作り摂取。→摂取量が多い

 ・コーヒー浣腸による腸の洗浄(解毒、整腸)

 癌予防と癌治療の違い

 動物性タンパク質よりも植物性タンパク質を多く摂取すると、肝臓や腎機能に悪影響が出ない。

 動物性タンパク質には必須アミノ酸9種類が揃って含まれています。

 アミノ酸スコアの高い動物性食品は、タンパク質資源としては優れている。

 抗癌剤治療中は、癌細胞だけでなく正常細胞もダメージを受けます。

 正常細胞と免疫システムを回復させる為にも、抗癌剤投与の前後数日間は、牛豚の動物性タンパク質を積極的に摂取すること。

 大豆製品などの植物性タンパク質の摂取を第一選択として、動物性タンパク質も定期的に摂る事。

 癌治療で、タンパク質の摂取を制限すると、免疫力低下を引き起こし、治療を無駄にします。

 食べる油を控えても、脂質やコレステロールの数値は改善されない事が分かり、2015年米国政府機関が40年振りに食事摂取基準を改正し、油の摂取上限を撤廃。2006年2月に米国医師会雑誌が<「低脂肪+野菜豊富な食生活」は乳癌、大腸癌、心血管疾患のリスクを下げないし、総コレステロール値も不変であった>という報告書を出しています。

免疫栄養ケトン食

ケトン食+EPA+タンパク質

 癌治療に特化した栄養療法として確立したもので、糖質制限ダイエットの問題点、ケトン食の煩雑さを解消する目的も含まれています。

 a. 男性50歳以上の場合、 1日に必要な摂取エネルギー=体重X215(kcal/kg)

b. 男性30-49歳以上の場合、1日に必要な摂取エネルギー=体重X223(kcal/kg)

 c. 女性50歳以上の場合、 1日に必要な摂取エネルギー=体重X207(kcal/kg)

 d. 女性30-49歳以上の場合、1日に必要な摂取エネルギー=体重X217(kcal/kg)

①セミケトジェニック免疫栄養療法(癌予防、癌再発予防目的)

 <脂質>

 ケトン比 脂質:(糖質+タンパク質)=1:1

      脂質=80g+30g

      =110g

 糖質摂取量1日80g以下

 脂質摂取量 亜麻仁油1日大匙2杯30ml、MCTオイル1日80g、脂質合計=110g

 タンパク質摂取量=110gー80g=30g

 食物繊維 1日20g以上

②ケトジェニック免疫栄養療法(癌治療目的)

 <タンパク質>

 癌悪液質とは? 癌細胞の炎症反応を示すCRP値と栄養状態の指針となるアルブミン値に依ってA〜Dの4つに分類される。

    CRP値 アルブミン値  判定       タンパク質    抗癌剤治療

                        1日の摂取量   前後3日間

 A群 0.5以下 3.5以上  正常パターン    体重x 1.2g以上 → 体重x 2.0g以上

 B群 0.5以下 3.5以下  通常低栄養パターン 体重x 1.2g以上 → 体重x 2.0g以上

 C群 0.5以上 3.5以上  癌悪液質予備軍   体重x 2.0g以上

 D群 0.5以下 3.5以下  癌悪液質パターン  体重x 2.0g以上

牛肉100gのタンパク質0.2 100x0.2=20g

 青魚の刺身100gのタンパク質0.2 100x0.2=20g

 豆腐300gのタンパク質0.1 300x0.1=30g

ゆで卵2個100gのタンパク質0.1 100x0.1=10g

 <脂質>

 ケトン比 脂質:(糖質+タンパク質)=1.4:1 

      脂質=1.4 x (糖質+タンパク質)

        =1.4X x (40g+体重kgX2/1000)

    判定        タンパク質    抗癌剤治療 脂質

              1日の摂取量   前後3日間

 A群 正常パターン    体重x 1.2g以上 → 体重x 2.0g以上→1.2(X1)〜2.0(X1)+100x1.4

 B群 通常低栄養パターン 体重x 1.2g以上 → 体重x 2.0g以上→1.2(X2)〜2.0(X1)+100x1.4

 C群 癌悪液質予備軍   体重x 2.0g以上

 D群 癌悪液質パターン  体重x 2.0g以上

 糖質摂取量1日40g以下

 脂質摂取量 亜麻仁油1日大匙2杯30ml、MCTオイル1日80g、脂質合計=110g

 タンパク質摂取量

 食物繊維 1日20g以上

 キノコ類  50gの食物繊維0.03g  50x0.03=1.5g

 海藻類   50gの食物繊維0.02g  50x0.02=1.0g

 納豆    1パックの食物繊維3.4g 1x3.4=3.4g

 ブロッコリー100gの食物繊維0.15g 100x0.15=15g

 アボガド  1個の食物繊維5g 1x5g=5g

③スーパーケトジェニック免疫栄養療法(癌細胞の兵糧攻め目的)

 <タンパク質>

 癌悪液質とは? 癌細胞の炎症反応を示すCRP値と栄養状態の指針となるアルブミン値に依ってA〜Dの4つに分類される。

    CRP値 アルブミン値  判定       タンパク質    抗癌剤治療

                        1日の摂取量   前後3日間

 A群 0.5以下 3.5以上  正常パターン    体重x 1.6g以上 → 体重x 2.0g以上

 B群 0.5以下 3.5以下  通常低栄養パターン 体重x 1.6g以上 → 体重x 2.0g以上

 C群 0.5以上 3.5以上  癌悪液質予備軍   体重x 2.0g以上

 D群 0.5以下 3.5以下  癌悪液質パターン  体重x 2.0g以上

牛肉100gのタンパク質0.2 100x0.2=20g

 青魚の刺身100gのタンパク質0.2 100x0.2=20g

 豆腐300gのタンパク質0.1 300x0.1=30g

ゆで卵2個100gのタンパク質0.1 100x0.1=10g

 <脂質>

 ケトン比 脂質:(糖質+タンパク質)=1.6:1 

      脂質=1.6 x (糖質+タンパク質)

        =1.6 x (20g+体重kgx(1.2〜2.0)/1000)

 糖質摂取量1日20g以下

 脂質摂取量 亜麻仁油1日大匙2杯30ml、MCTオイル1日100g、その他脂質αgは上記計算式から算出、脂質合計=130g+α 

 タンパク質摂取量=体重x1.6

  「ケトン食が癌を消す 目次」   プロローグ   1章 ケトン食でなぜがんが消えるのか   2章 がん治療に必要な栄養とは?   3章 免疫栄養ケトン食とは何か?   4章 免疫栄養ケトン食の効果をより高める方法   5章 免疫栄養ケトン食の臨床研究結果   6章 免疫栄養ケトン食の献立   おわりに  「著者プロフィール」  古川 健司(ふるかわけんじ)  医学博士。1967年山口県生まれ。1992年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒。  その後、山梨医科大学医学部医学科に入学。1999年、消化器外科医を志望し、東京女子医科大学消化器外科に入局。大学では、膵臓班に所属し、当時、膵臓がん手術件数日本一を誇っていた。2006年、(公財)東京都保健医療公社荏原病院外科を経て、多摩南部地域病院外科に勤務。  NST(栄養サポートチーム)に従事し、本格的にがんの栄養療法を開始。  癌免疫栄養療法の臨床実績を上げて、14年それまでの栄養療法のケトジェニック化に成功。15年1月より、ステージIVのがん患者を対象に、世界初の臨床研究を開始。現在

、がん免疫栄養ケトン食療法の普及に努めている。

ケトジェニックダイエット

ケトジェニックダイエット(Ketogenic Diet)

1.ケトジェニックダイエット(ケトン体食事療法)

・糖質から得られるエネルギーが4kcal/gに対し、脂質から得られるエネルギーが9kcal/gと大きく高効率であるので、脂質は糖質より、効率的にエネルギーを産生する栄養と言えます。

・脂質は肝臓でケトン体を産生します。

・脂質には、良い脂質と悪い脂質とが有り、長鎖不飽和脂肪酸は残念ながら悪い脂質、良い脂質は

長鎖飽和脂肪酸、中鎖飽和脂肪酸、短鎖飽和脂肪酸の3つで、中でも特に中鎖飽和脂肪酸がケトン体を一番早く、一番効率良く多く産生するという特長が有ります。尚、中鎖飽和脂肪酸は体内に中性脂肪として蓄積されません。

 ケトン体の特長は下記の通りです。

 ①体脂肪だけが効率的に燃やして、痩せる。

 ②抗酸化作用で細胞の老化を遅らせることで、若返られます。

 ③カロリー制限法では筋肉量は減るが、筋肉量が増加します。

 ④中鎖飽和脂肪酸で頭の働きが活性化し、認知症改善します。

 ⑤癌細胞の増殖を停止させ、癌を予防します。

<ケトジェニックダイエット(ケトン体食事療法)の副作用と注意点>

①体力低下・倦怠感を感じることがある。

 ケトン体食事療法を始めて1〜2週間程は体力低下や倦怠感を感じることがあります。これまでエネルギー産生を糖質に頼っていたところ、急に糖質の供給が少なくなり、一時的なエネルギー不足が起きたからです。 糖質を燃焼させるエネルギー代謝から、脂肪を燃焼させる代謝に切り替わる迄の準備期間で1〜2週間が時間が必要です。

②便秘や下痢、腹痛を覚えることがある。

・脂肪摂取量の少ない人は、腸の脂肪吸収能力が低下し、脂肪の消化吸収が体の負担となり、一時的に膨満感や腹痛等の消化器症状が出ることが多いようです。

 体が食事の変化に慣れる迄、脂肪の摂取増加による消化器症状が出ることが有ります。欧米の症例報告ではケトン体の副作用として下痢の報告は少ないようですが、日本人は元来脂肪摂取量が少ない為、脂肪の消化吸収能力が未発達で脂肪の摂取増加で下痢を起こす人は多いようです。腸が高脂肪食に慣れる迄の一過性の症状です。

 少しづつ量を増やすか、脂肪分解酵素(リパーゼ)の入った消化酵素を利用すると回復します。

・糖質の少ない食生活で腸内の食物の残りカスが少なくなり、便秘になる人もいます。

③極めて稀に肝機能障害を起こすことがある。

・高脂肪食で肝機能障害が起こることは極めて稀ですが、全く無いとは言えません。

・従来の脂肪は、一部の脂肪しか届きませんが、中鎖飽和脂肪酸は肝臓で直ちに代謝されるので、この時、ブドウ糖が少なければ、ケトン体が生み出されます。

・肝機能障害で悪い人以外は、まず問題有りません。

④稀に腎結石・尿路結石を誘発することがある。 

・蛋白質を多く摂取すると、尿酸値が上がります。尿酸は拡散成分の代謝産物で、血中濃度が上がると、「痛風」を引き起こします。プリン体は肉やレバー、魚に多く含まれるので、尿酸値が高い場合は、プリン体食品は避けて、水分を摂り、尿が酸性化しないようにします。 性別や年齢を問わず、血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると、「高尿酸血症」と診断されます。 高尿酸血症の状態が長く続くと、血液に溶けきらずに残った尿酸が決勝となって、関節に沈着し、「急性関節炎」の痛風を引き起こします。尿酸値の高い人はプリン体の多い食品を避けて、水分を多く摂り、尿が酸性化しないようにして下さい。

・ケトン体は酸性度が強いので、ケトン体の排泄が増えると尿のpHが酸性化します。 尿が酸性になると、尿酸やカルシウムが分離しやすくなり、腎臓や尿管に尿酸結石やカルシウム結石が出来易くなります。腎結石や尿路結石の諸症状は、血尿、腹痛、結石排出などです。 酸性化した尿を是正するためには、野菜や海藻などの尿アルカリ化食品の摂取を増やし、同時に動物性蛋白質などの尿酸性化食品の摂取を減らします。 又、尿中の尿酸の溶解量を増加させるために、水分を十分に摂り、尿量を増やすことも有効です。実際には1日の尿量を2リットル以上に保つようにすると良いでしょう。

・基本的に肉や魚介類は尿を酸性にし、一方、海草、野菜、果物類は、尿をアルカリ性にします。

 このうち、糖質男優量が少なく。尿をアルカリ化する食品として、ひじき、わかめ、昆布などの海草類、干し椎茸、大豆、ホウレン草が有ります。糖質の少ない野菜ジュースを飲み、糖質の無い海草類を多めに摂ります。

⑤古いやり方を実践すると栄養不良になることが有ります。

・脂質の摂取割合が大きい古典的なケトン食では、ビタミン、ミネラルなどの必須栄養素の欠乏に依る副作用に注意が必要ですが、中鎖飽和脂肪酸を多めに利用するケトン体食事療法では、糖質や蛋白質の摂取許容量が大きいので、野菜や海草、魚や大豆製品などをバランス良く摂取すれば、栄養素の欠乏は防げます。

2. ケイン体食事療法で若返る!健康になる!

(1)糖質を多く摂る程老化は促進される。

・蛋白質の糖化「AGE Advanced Glycation End Products」終末糖化産物

=ブドウ糖が老化を促進するメカニズム

 AGEは蛋白質を架橋(分子間に橋をかける結合を作ること)することで、蛋白質の働きを阻害し、細胞や組織の老化を促進します。皮膚が加齢により弾力性を欠くのは、AGEに依り、皮膚のコラーゲンが架橋され硬くなるからです。

 寿命の長い細胞や蛋白質は、この架橋や編成が蓄積し、機能障害が次第に顕著になります。

 神経細胞は増殖や再生をせずに一生使われるので、加齢と共に蛋白質の架橋や変性が蓄積すると、細胞組織の機能そのものが低下します。

 血管の蛋白質も寿命が長く、架橋・変性が蓄積すると、身体中の血管が硬くなり、徐々に破壊されて、多くの臓器の働きが低下します。 特に糖尿病患者は深刻で、蛋白質の糖化やAGEの生成によって微小血管が障害を受けると、神経系や腎臓、網膜にダメージが生じ、更に大血管が障害を受けた場合は、動脈硬化が進行して、心筋梗塞や脳卒中、末梢動脈の血行障害を発症します。

 「人は血管と共に老化する。」

 血管を柔らかい状態に維持するには、血管蛋白質の糖化やAGEの蓄積を防ぐことが大切なのです。

 つまり、糖質の摂取量を減らせば、老化を遅らせることができます。

(2)インスリン様成長因子が老化を速める。

・人の成長を促す働きをする物質が、インスリン様成長因子です。

・中年以降、体の老化が進行してしまうのは、インスリン様成長因子の働きが低下するからです。

・アンチエイジングの領域では、インスリン様成長因子を外部から補充することで、体の若返りをする治療が行われています。

・インスリン様成長因子が過剰に働くと、老化を促進してしまい、寿命を短くしてしまいことが確認されています。

・糖質に依り分泌が促進されるインスリンが、インスリン様成長因子の働きを活性化させてしまいます。そこで、糖質の摂り過ぎを改めなければなりません。

・インスリン様成長因子の過剰な働きはがん細胞の増殖にも加担していることがわかっています。

(3)ケトン体は細胞を掃除するオートファジーを促進します。

・断食療法は、宗教目的だけでなく、病気治療目的でも古くから行われて来ました。

・断食時に肝臓で産生されるケトン体を断食せずにケトン体を産生するのがケトン体食事療法です。

・ ケトン体食事療法で体脂肪が燃焼してケトン体が産生されます。

・ ケトン体には、抗炎作用や細胞保護作用が有ります。

・ケトン体が細胞のオートファジー(自食作用)を活性化させて、細胞内に蓄積する老化した蛋白質を分解して除去してくれます。

・細胞のオートファジー(自食作用):体が飢餓状態に陥った時、自分の細胞を分解して栄養源にすることで備わった機能。

・私達は、食事から1日50〜100gの蛋白質を摂って、新しい細胞を作る材料を作っています。

・同時に、オートファジー機能で自分の体の一部の老化した蛋白質を1日200g食べ、同じ量の新しい蛋白質を合成することで、体全体の新陳代謝を行っています。 食事で摂取する。

・食事に依り、蛋白質の量の2〜4倍に相当する規模で、オートファジーは新しい蛋白質を合成して作っていて、細胞の掃除屋であり、若返りのスペシアリストです。

(4)寿命を延ばすアデイポネクチンを増やす。

・100歳以上の超高齢者の体には、善玉ホルモンのような働きをする「アデイポネクチン」の血中濃度が高いという結果がある大学から報告されています。

・体脂肪が減ることで増加するアデイポクネチンの量が若い人の約2倍もあるという結果も記録されている。

・アデイポクネチンは、人間の脂肪から分泌されるホルモンの一種で、寿命を延ばす作用と癌抑制効果(乳癌、前立腺癌、子宮内膜癌、大腸癌、食道癌、膵臓癌)が有ります。又、癌抑制遺伝子を活性化し、がん細胞の増殖や転移を防ぐ作用、糖尿病や動脈硬化、メタボリック症候群を予防し、寿命を延ばす作用があることが報告されています。

・疫学研究で、アデイポクネチンの血中濃度と癌の発生率が逆相関することが示されています。

・以上から、ケトン体食事療法で、アデイポクネチンの産生を増やすことができるので、実践することが重要です。

(5)高血糖とインスリンの分泌は認知症の原因となる。

 認知症には2種類

 ・脳梗塞や脳出血など、脳の血管障害を原因とする「脳血管性認知症」

 ・アミロイドベータという蛋白質が沈着することで脳細胞が破壊されて、脳が萎縮することなどで起こる「アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)」1985〜2005年で年齢調整有病率では3倍以上に増加している。 糖尿病がアルツハイマー病の強い危険因子になることは既に明確になっています。

・糖尿病は、1960年代までは極めて稀な病気でしたが、現在では5人に一人が糖尿病、或いは糖尿病予備軍と言われる程増加します。

・食事の中の糖質量が増えたことで、急増している高血糖や糖尿病が、様々なメカニズムによって、アルツハイマー病の発症を促進させているのです。更に、糖質の過剰摂取が脳血管の動脈硬化を進展させて、脳梗塞や潜在的脳虚血を引き起こす他、週末糖化産物(AGE)は酸化ストレスを起こして、脳の神経細胞にダメージを与えることで、脳血管性認知症の原因になります。

・インスリンの血中濃度が異常に高くなる、高インスリン血症がアルツハイマー病の発症を引き起こす。

・インスリンを分解する酵素には、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβをも分解する作用があるのですが、高インスリン血症になるとアミロイドβの分解が十分行われなくなり、その結果、脳内のアミロイドβの沈着が促進され、神経細胞の傷害が進行すると考えられます。

・インスリンの分泌は、糖尿病になる前の当代謝異常の段階で最も高くなります。糖尿病を含む糖代謝異常を患っている人の体は、脳内にアミロイドβがしやすいので、アルツハイマー病になりやすい状態と言えます。

・糖質制限やケトン体食事療法に依って、インスリン分泌を減少させるだけでも、脳血管性認知症とアルツハイマー病と共に、認知症の予防に効果が有るということです。

(6)認知症は、食事や生活習慣で予防改善できる。

・魚油に含まれるEPA / DHA、野菜や果物などに含まれるビタミンやミネラル、ポリフェノールなどは、認知症の発症率を低下させる効果が有ることが知られています。

・白米など糖質の多い食事は、認知症の発症リスクを高めるので注意が必要です。

・「地中海料理+ケトン体食事療法」が、アルツハイマー病の発症を減らします。

・福岡県のある地域を対象に行われた疫学調査結果で、ご飯や酒類の摂取量が少ない食生活をしている人程、脳血管性認知症、アルツハイマー型の双方について、発症リスクを半分程度に低下させることが明らかになっています。又、運動習慣がある人ほど、二つの認知症共に、発症リスクを低下させることがわかっています。

・ケトン体は、直接的に脳の神経細胞の働きを向上させる効果が明らかになっているので、糖質制限だけでなく、ケトン体食事療法を実践することで、2つの認知症だけでなく、パーキンソン病、ハンチントン病などの神経変性疾患をも、予防改善できます。

(7)ケトン体食事療法は、記憶力を改善する。

・ケトン体は脳神経エネルギー代謝を良くして活性酸素や炎症から神経細胞を保護する作用を持つ。

・ケトン体食事療法は、アルツハイマー病、パーキンソン病、脳卒中を原因とする脳神経細胞障害を抑える為に利用されています。・軽度の認知障害を患っている23名(男10名、女13名)を対象に、高糖質食と低糖質食の2つに分け、6週間調査研究を行った結果、記憶力の変化について、摂取カロリー、インスリン値、体重との相関関係は認められませんでしたが、血中ケトン値が記憶力改善状況と正比例することが認められています。認知障害の改善理由については、ケトン体による抗炎症作用、神経細胞におけるエネルギー代謝の改善作用が示唆されています。

・米国では、中鎖飽和脂肪酸があるツハーマー病治療に有効な医療食として認可されています。

・中鎖飽和脂肪酸は肝臓で代謝されて、ケトン体の産生を増加させるので、そのケトン体が直接働きかけて、神経細胞の働きを良くします。

(8)ケトン体はALSの進行を遅らせる。

・ALS(筋萎縮性側索硬化症、Amyotrophic Lateral Sclerosis)は運動神経細胞の進行性の死滅により筋肉の萎縮と筋力低下が起こり、発症後3〜5年程度で呼吸筋麻痺に陥ることで、死亡してしまうこともある神経変性疾患の難病です。人工呼吸器の装着による延命は可能ですが、治癒のための有効な治療法はまだ確立されていません。

・ALS患者の脊髄では、ミトコンドリアでの電子伝達系酵素の活性が低下しているために、エネルギーを生み出す働きに障害があります。 このことから、ミトコンドリアの機能を改善することができれば、難病であるALSの治療法として活用できるのではないか、可能性が期待されています。

(9)ケトン体は神経細胞を守って頭を良くする。

・自然免疫に、「インフラマソ−ム」が有る。人体を異物や病原微生物の侵入から守る働きをしますが、その反面、2型糖尿病やアルツハイマー病、動脈硬化症や自己免疫疾患などに悪影響を与えてしまう点が確認されています。異物や病原微生物以外に、栄養の摂り過ぎに依り生じる代謝物に対しても、インフラマソームが自然免疫として攻撃をかけてしまい、結果、強い炎症を引き起こして、生活習慣病の発症を誘発してしまいます。

・ケトン体は、インフラマソームに直接作用して、その働きを阻害する効果があることが報告されています。

・アルツハイマー病に対するケトン体の効果には、脳のエネルギー源となること以外に、インフラマソームの活性を抑制する作用にも関与しています。

・ケトン体の血中濃度を高めることは、認知機能や学習機能を高めるので、健康な脳にも好影響を与えます。

(10) 癌細胞は無限に増殖し続ける。

・それぞれの細胞の分裂や増殖は、遺伝子の働きによって厳密にコントロールされていて、本来は自分勝手に増殖することは有りません。 細胞分裂は細胞増殖、細胞死の調節が正しく行われることにより、体の健康は保たれます。しかし、ある種の遺伝子の働きに異常が起こると、その必要がないにもかかわらず、勝手に増殖する細胞に変化することが有ります。この異常によって作られた塊を「腫瘍」と呼び、腫瘍は更に良性腫瘍と悪性腫瘍に区別されます。

・良性腫瘍は、増殖が遅く、局所的に細胞の塊を作るだけですが、悪性腫瘍は周囲の正常な細胞や組織を破壊する性質を持っていて、更に血液やリンパ液に乗って、離れた臓器やリンパ節に運ばれていき、そこで新たな腫瘍を形成します。この動きを「転移」と言います。

・悪性腫瘍は無限に増殖し続け、遂には宿主である人間を死に至らしめます。

・粘膜上皮細胞や肝臓細胞など、上皮系細胞から発生する悪性腫瘍を「癌」と言い、筋肉や骨、軟骨や神経などの間質系細胞から発生する悪性腫瘍を「肉腫」と言いますが、通常はこれらをまとめて「癌」と呼んでいます。

・約22,000個ある遺伝子のうち、「どの遺伝子に異常が起きると正常細胞が癌化するのか?」という問題が、癌研究の中心課題になっています。

・癌発生に関与する「癌遺伝子」という遺伝子が有ります。この本来の役割は、正常な細胞を増殖させることですが、DNA変異や発言の以上を起こすと、無制限に細胞を増殖させることになります。

・細胞の癌化を防ぐ「癌抑制遺伝子」も見つかっています。癌抑制遺伝子は、老朽化した細胞の死(アポトーシス)を促し、細胞が増えすぎないようにコントロールする役割や、傷付いたDNAを修復させる働きをします。癌抑制遺伝子の働きが弱まると、変異した細胞のDNA修復が妨げられたり、アポトーシスで除去されなくなったりします。

・正常細胞の増殖に対して、癌遺伝子はアクセルの役割を、癌抑制遺伝子はブレーキの働きとなります。しかし、癌細胞が正しくコントロールされない理由は、細胞増殖のアクセルとブレーキが共に故障しているからです。

(11)癌細胞が増殖する為のメカニズム

・癌細胞が数を増やすには莫大なエネルギーと細胞を構成する成分(蛋白質、脂質、核酸)が必要で、正常細胞と比較して数倍から数十倍のエネルギー産生と物質合成が行われます。

・人間が活動するためのエネルギーは2つのメカニズムで生み出されます。

 ①細胞内で酸素を使わずにブドウ糖を代謝する方法で、この時ブドウ糖1分子を燃料に、2分子のエネルギーを産生します。癌細胞は、多量のブドウ糖が必要な為に、増殖に必要なエネルギーは酸素を使わないでブドウ糖の代謝で産生。

 ②細胞内のミトコンドリアで行われ、酸素を使って産生して、ブドウ糖1分子を燃料に、36分子ものエネルギーを産生します。

・ミトコンドリアでのエネルギー産生にブドウ糖が使われてしまうと、細胞を構成する成分が作れなくなってしまうからではないかと考えられています。

・ミトコンドリアでのエネルギー産生は、活性酸素を生成し、細胞内の酸化ストレスが高まり、細胞死を引き起こす原因にもなる。

・癌細胞は、自らをなるべく死なないようにするために、ミトコンドリアの活性を抑制しているという考えが有ります。

(12)インスリンの分泌を減らせば癌細胞の増殖は止まる。

・癌細胞はブドウ糖をエネルギー源として大量に取り込んでいるため、高血糖の状態では、癌細胞の増殖に有利になります。

・高血糖は、活性酸素の産生を高め、血管の内皮細胞や膜にダメージを与え、血管透過性を高め、転移を起こし易くするという意見があります。

・高血糖はマクロファージを活性化して、癌細胞の増殖や浸潤、転移を促進する「炎症性サイトカイン」という悪い物質の産生を刺激します。

・インスリンは、食後の血糖値を下げるのが主な働きですが、実は、癌細胞の増殖を促進する働きがあることも分かっています。

・癌細胞の表面の細胞膜には、「インスリン受容体」というものが有り、そこにインスリンが結合すると、細胞増殖のシグナルが活性化し、癌細胞の発育や転移が促進されてしまう。

・インスリンの分泌は、癌細胞の増殖を促進するインスリン様成長因子の活性を高めます。

・正常細胞と癌細胞の区別無く、全ての細胞にはインスリン様成長因子の受容体が有るので、インスリンの分泌によって、インスリン様成長因子の働きが活発になり、どの細胞も刺激を受けて増殖力をアップします。 更に、インスリンの分泌は、細胞の自食作用のオートファジーの働きを抑制してしまうので、癌細胞が発生し易くなります。

・以上から、糖質を摂らなければ、血糖値は上がらず、インスリンの分泌も起きません。インスリンが分泌されないと、インスリンよう成長因子も増加せず、その働きも抑制されるので、癌細胞の増殖を刺激することもありません。

(13)癌細胞が増殖に使うエネルギーを断つ

・癌細胞の増殖には、エネルギー源の「燃料」、細胞を作る「材料」が必要です。

・燃料に相当するものはブドウ糖なので、糖質の摂取を断つことです。糖質を断つと、体のエネルギー源は脂肪とケトン体に変わるので、癌細胞はケトン体を燃料とすることはできません。

・この時、肝臓では糖新生に依り、ブドウ糖が作られますが、癌細胞が増殖の為のエネルギーに出来る程、産生されません。

(14)ケトン体を増やせば癌細胞は死滅する。

・癌細胞は、ケトン体をエネルギーに変換する酵素系の活性が低下しているのと、癌細胞を増殖の為に脂肪酸を合成する酵素系の活性が非常に高くなっているのですが、脂肪酸を分解してエネルギーを産生する酵素の活性は低下しているので、癌細胞はケトン体と脂肪を増幅するためのエネルギー源にすることはできません。

・癌細胞は、脂肪酸やケトン体からエネルギー産生ができないので、エネルギーが枯渇して、死滅します。

・ケトン体は癌細胞のブドウ糖の取込みと代謝を阻害して、癌細胞の増殖を抑制します。

・カロリー制限食+ケトン食事療法で、抗腫瘍効果は高いのですが、中鎖飽和脂肪酸を豊富に摂取して、ケトン体の産生をさらに増やすケトン食事療法であれば、カロリー制限食をしなくても、癌組織の増殖を抑え、生存期間を延ばせることが確認されています。 

(中鎖脂肪酸トリグリセリド60%、他の脂肪10%、蛋白質20%、炭水化物10%というケトン食メニュー)

・浸潤性の星細胞腫の中で最も悪性度の高い「膠芽腫(グリオブラストーマ)」は、人間の顔の中でも予後の悪い癌です。脳腫瘍の治療で抗癌剤治療+放射線治療にケトン食事療法を併用すると、劇的な治療効果が得られたという症例報告が有ります。又、手術で完全に切除できなかった65歳女性の膠芽腫の患者に対して、摂取カロリーを1日600kcalに制限し、脂肪:蛋白質+炭水化物=4:1に設定したケトン食を摂ってもらった結果、著しい抗腫瘍効果が認められたというレポートもあります。

・肺癌細胞を移植したマウスを放射線照射で治療する実験で、マウスに「脂肪:蛋白質+炭水化物」のカロリー比を4:1にしたケトン体食事療法を与えると、普通の食事を与えた場合と比べて、移植腫瘍の増殖速度が抑制されたという結果が報告されています。

・人間の胃癌をヌードマウスに移植した実験モデルでは、オメガ3系オイルと中鎖飽和脂肪酸を使ったケトン体で飼育すると、癌の増殖が遅くなったという報告も有ります。

・魚油のEPA / DHAと言ったオメガ3系不飽和脂肪酸には、癌予防や癌細胞の増殖を抑える効果が報告されています。

・中鎖飽和脂肪酸は、ケトン体の産生を増加しますので、癌治療におけるケトン体食事療法では、中鎖飽和脂肪酸とEPA / DHAなどのオメガ3系オイルを豊富に摂取すると抗腫瘍効果を高めることができます。

(15)ケトン体食事療法は進行癌に対しても安全で有効

・大腸癌細胞をマウスに移植した実験モデルで、ケトン体食事療法の効果を検討した研究結果が有ります。癌を移植されたマウスは、癌の増殖に反比例して、体の脂肪や筋肉の量が減少し、体重が減ってきます。このように、癌の増大によって筋肉と脂肪の両方が減少する状態を「癌性悪液質」と言います。癌組織が出す「炎症性サイトカイン」などの物質が、脂肪や蛋白質の分解を進行させてしまうのです。この実験モデルに於いて、総カロリーの80%を中鎖飽和脂肪酸から得るようなケトン食を与えると、体重の減少が抑制され、更に腫瘍自体の成長も抑えられる結果が得られています。

・ケトン体には、がん細胞の増殖を抑える働きだけでなく、炎症を抑える働きもあり、眼精悪液質の改善にも効果が期待できます。

・末期癌患者16名を対象に、ケトン体食事療法の効果と安全性を検討した報告があります。この報告では、脂肪と蛋白質が豊富で、炭水化物を1日70g以下に制限した食事は、臓器の働きを良くし、症状を改善する効果があるという結論が得られています。エネルギー源を糖質ではなく、脂肪で行う体質に移行することは、進行癌患者の状態を改善する効果が高いということです。今のところ、ケトン体食事療法の副作用は認められていません。

(16)癌患者にインスリンを使うことへの疑問

・糖尿病治療が実は癌治療の妨げとなっていると思っています。糖尿病患者が癌を併発しているケースでも、インスリン注射やインスリン分泌を刺激する薬剤を、その患者に勧めていることが多いからです。インスリンが癌細胞の増殖を刺激してしまうことは、糖尿患者が癌を罹患してしまった場合は、インスリンを増やさずに、本来は糖質摂取量を減らして、血糖を減らして、血糖をコントロールする治療方法を指導するべきではないか、と思います。

・多くの疫学研究によって、糖尿病が発癌リスクを高めることが確認されています。 日本で行われた大規模な調査では、糖尿病と診断されたことのある人は、無い人に比べて、20〜30%程度、癌発生率が高くなる傾向であることが報告されています。又、糖尿病患者は癌の進行が早く、転移し易いことも指摘されています。

(17)2型糖尿病の多くはインスリン投与しなくても治療可能

・癌年齢と言われる50歳以上では、10%以上の人が糖尿病の治療を受けています。問題は、糖尿病の癌患者に、安易にインスリンに頼った糖尿治療が行われていることです。

・癌と糖尿病、それぞれ療法の治療目的で、低糖質のケトン体食事療法を勧めると共にインスリンを使用せず、抗癌作用のある、インスリン感受性を高める「メトホルミン」の服用をベースにした治療を提案しています。(銀座東京クリニック院長:福田一典医師 専門分野:癌治療、38年間。)

・インスリン分泌が極端に障害を受けていない段階であるなら、癌と糖尿病の治療にケトン体食事療法は大変有効です。

・インスリンの分泌ができない1型糖尿病の場合は、インスリンを使用しなければなりませんが、肥満や糖質の摂り過ぎが原因で発症する2型糖尿病の多くは、食事からの糖質摂取量を減らせば、インスリンを使わなくても、血糖を良好にコントロールできるようになります。もし、血糖値を正常にできない場合は、インスリンではなく、インスリン感受性を高めるメトホルミンを併用すれば、多くのケースは解決します。

・メトホルミンは、糖尿病だけでなく、癌予防や治療の分野でも注目されており、癌発生を予防効果、癌細胞の抗癌剤感受性を高める効果が報告されています。欧米では、糖尿病治療で最初に使う薬で、世界中で1億人以上が使用しています。しかし、日本では高価な新薬を使うことが優先され、目とホルンが処方されることは少ないようです。

(18)そもそも糖質を摂取しなければ糖尿病にはならない

・米国では既に糖質制限が糖尿病、肥満治療に取り入れられ、ある大学病院では、糖質を1日20g未満に制限するケトン体食事療法の実践により、インスリンの使用を中止できる患者が多くいることを発表しています。

(19)ケトン体食事療法は糖尿病の改善効果が高い

・米国のある大学病院が行った研究結果で、2型糖尿病の治療におけるケトン体食事療法の有効性を報告しています。食事中の糖質が食後の血糖値のレベルを決める主な要因であり、正に低糖質食こそが血糖コントロールにおいて優れていることが、複数の臨床試験で示されました。 肥満と2型糖尿病を持つ患者84人を対象に、24週間以上の期間における、低糖質ケトン体食事療法(1日の糖質摂取量20g以下)、カロリー制限した程グリセミックインデックス食(体重を維持できるカロリー数から1日500kcalに減少させたもの)の2つのグループに無作為に分け、効果を調査研究しました。

・評価基準は、HA1Cで行い、49人が実験に最後まで参加しました。

・両グループ共に、HA1c、空腹時血糖値、空腹時インスリン値、体重減少が見られました。

・低糖質ケトン体食事療法では、HA1c、体重減少、HDLコレステロール値に置いて顕著な改善効果が見られました。

・研究論文に依ると、「2型糖尿病患者への食事の介入によって、血糖値の良好なコントロールが達成でき、糖尿病治療薬の減少や投薬不要にすることも可能であった。カロリー制限した低グリセミック食よりも、低糖質ケトン体食事療法の方が血糖値の改善効果が高く、薬の減少や不要になる割合も大きかった。糖質摂取を制限する食事療法は2型糖尿病治療には有効である。」ケトン体食事療法で95%の患者が薬が不要になるか、服用薬が減少できたことを示しています。

(20)ケトン体食事療法は糖尿病合併症を改善する。

・糖尿病の三大合併症:糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症

 糖尿病性腎症:このような病変は不可逆的で、良好な血糖コントロールによって進行を遅延させることはできても、病理所見を逆行して、正常方向に戻すことはできませんが、ケトン食事療法によっては、このような病変を改善できる可能性が動物実験で示されています。

腎臓の糸球体がが細小血管障害のために硬化してしまい、その数を減ずる病気です。ケトン食事療法に依り、このような病変を改善できる可能性が動物実験で示されています。

・マウスの1型糖尿病のモデルと2型糖尿病のモデルを使って、糖尿病性腎症を自然発症させた後、

半分のマウスをケトン飾に変更したところ、糖尿病性腎症が2ヶ月間のケトン食事療法で、完全に正常化したという結果が報告されています。

(21)SGLT-2阻害薬は画期的な薬なのか?

・最近、糖尿病の新薬で「SGLT-2阻害薬」という薬が、「糖尿病治療において画期的な薬」というような表現で話題になっています。

・SGLT-2阻害薬とは、「Sodium Glucose Cotransporter-2」の略で、「ナトリウム・グルコース共役輸送体ー2」と呼ばれるタンパク質の事です。

・血液中のブドウ糖は、腎臓の糸球体で一旦は血管外に排泄されますがが、近位尿細管にあるSGLT-2というナトリウム依存性のグルコース・トランスポーターによって、再吸収します。この働きの結果、正常な人は尿中に糖が出ないようになっています。

・SGLT-2阻害剤は、SGLT-2の作用を阻害することによって、原尿(糸球体で濾過されたばかりの尿)の中のブドウ糖を尿細管で再吸収するのを阻害して、尿中にブドウ糖を留めることで排泄してしまい、血糖を低下させる薬です。

・SGLT-2阻害剤を使うと、糖質を食べる喜びが得られますが、薬を一生飲み続け、そしてかかる医療費が発生します。糖質を制限すれば、医療費は不要になります。 又、SGLT-2阻害剤で尿糖を増やすということは、尿路感染症のリスクを高めるなどの副作用もあります。

(22)参考

http://r25.jp/life/00053116/

ケトジェニックダイエット

「ケトジェニックダイエットとアトピー性皮膚炎」

アトピー性皮膚炎と糖の関係

  最近、アトピー性皮膚炎の子供は増えています。親が子供におにぎり、パン、菓子類を与え過ぎているからではないでしょうか。

  アトピー性皮膚炎は 糖代謝での炎症性の疾患、と言われ、糖はタンパク質を糖化させてAGE(終末糖化産物)を作り、組織をボロボロにするだけではありません。脳も認知症にしボロボロにします。

  私達の体は、糖代謝の仕組みも、組織再生の仕組みも持っており、糖を食べても大丈夫なのですが、糖質の摂取量に問題が有ります。

  ステロイドの正式名称は糖質コルチコイドで、人工的に合成された糖代謝刺激ホルモンです。ステロイドを塗ればその炎症は治まります。ステロイドに刺激され副腎から副腎皮質ホルモンが大量に放出されて炎症が治まりますが、副腎疲労になるとステロイドを塗っても炎症を抑えられなくなり、効果は長続きしません。副腎の働きが回復するとアトピー性皮膚炎は改善していきます。

  体の中の糖代謝で炎症抑制物質は枯渇し、アトピー性皮膚炎が起きます。

  以上から、根本的な症状改善はステロイドを止め、糖質制限食をすることです。

ケトジェニックダイエットでアトピーで改善する

  ケトジェニックダイエットは、ケトジェニック食事療法という意味です。

  言い換えると、「糖質制限食」+「脂質の摂取」の食事療法です。

  これは、肥満という異常な人は痩せて、痩せ過ぎという異常な人は肉付きが良くなり、アトピー性皮膚炎という異常な人は肌を綺麗に改善します。

  50代未満の人の体は、糖でエネルギーを作る解糖系代謝回路と、脂質由来のケトン体でエネルギーを作るミトコンドリア系代謝回路の両方を持つハイブリットタイプです。そして、50代以降になると、ケトン体でエネルギーを作るミトコンドリア系代謝回路だけとなります。

  突然災害が発生して、ご飯が食べられなくなると、誰もがケトン体をエネルギーとするミトコンドリア系代謝回路が作動するので、数食抜いても大丈夫です。

  多くの日本人は糖質中心の食事なので、ミトコンドリア系代謝回路は滅多に使われません。

 医療関係者の中には、体内でケトン体が発生することは異常事態で、糖尿病が重症化したと思われていました。しかし、胎児が母体から供給されている栄養がブドウ糖ではなくケトン体であることが発表されたり、ケトジェニックダイエットを実践する人が増えるに従い、多くの研究結果も発表され、安全であることが認められるようになってきました。米国だけでなく日本でも素晴らしい健康法として注目を集めています。

 従来の糖質制限では、脂質の摂取についてはそれほど注目していませんでした。

 糖質制限食では、脂質の摂取量が少ないとタンパク質からブドウ糖を作ってしまい、急激に痩せて、疲れ易くなったり、筋肉量が落ちたりします。

 又、タンパク質からブドウ糖を作る、糖新生で、ブドウ糖が作られてしまい、アトピー性皮膚炎は思ったほど改善しません。

 (糖質制限食)+(十分な脂質)=ケトジェニックダイエット

 脂質は取り過ぎても体には蓄積されず、体外に排出されます。

 ところが、糖質は、糖質を食べ過ぎると、インスリンの影響を受けて、中性脂肪になり、体にしっかりと蓄積します。

 脂質には多くの種類が有り、動物油、植物油、魚の油などの良いオイルを摂ることが大切です。中でもケトン体を肝臓で最も効率良く作る中鎖飽和脂肪酸のヴァージンココナッツオイル、MCTオイルは不可欠です。

 ヴァージンココナッツオイルとMCTオイルは、小腸から門脈を通って肝臓に入る近道になるので、植物オイルよりも早くケトン体に変わります。

 ヴァージンココナッツオイルとMCTオイルは、中鎖脂肪酸と呼ばれ、直ぐケトン体に変わり、食べて2~3時間後にはエネルギーになります。

 ブドウ糖不足になるとタンパク質からブドウ糖を作ってしまうことから、これを阻止する為に、ヴァージンココナッツオイルやMCTオイルを中心に、動物オイル、オメガ3系オイル、オメガ6系オイルを積極的に多く摂るというのが良い方法と言えます。

ケトジェニックダイエット

  私達の体の組成は、水分60%、たんぱく質15〜20%、脂質13〜20%、ミネラル5%、糖質1%です。

  私達の実際の食事を見てみると、短時間で済ませられる食事が多く、空腹を満たす糖質が中心の食事が多く、料理も短時間で作れ、そして量が多く、食べるにも噛まなくても済むような食事であったりするのが特徴です。たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン、食物繊維といった栄養は、あまり重視されていないようです。

  又、ダイエット中の人の食事は、糖質の量を減らした分、たんぱく質と脂質を増やしていないのが実態で、カロリー不足、栄養不足となります。

 忙しいので料理の時間が確保できない、贅沢な食材を買うお金が無い、栄養について考える、心の余裕、時間的余裕が無いなどで、どうしても糖質に偏りがちです。

 野菜や肉や魚介類を調理する食事は中々大変で、調理に時間がかかり、噛む回数が増え、更に品数が増えることから、食べるにも時間がかかり、後片付けにも時間がかかります。

 うどん、そば、チャーハンとか、ピザ、カレーライス、カツ丼、天丼等、一品物だと用意するのも食べるのも簡単です。

・三大栄養素      :糖質、たんぱく質、脂質

・エネルギーを作る栄養素:糖質・蛋白質(4kcal/g)、脂質(9kcal/g)→脂質の方が高効率

・体を作る栄養素    :たんぱく質、脂質、ミネラル

・補酵素        :ミネラル、ビタミン(ビタミン、ミネラル、水分を補給しないと不足し易く、疲れ易い、足がつる、むくみ等の症状が出ます。)

<1日分の必要摂取量>

 ・糖質:50g以下

 ・脂質:100g程度 大匙6杯(15g x 6)と小匙2杯(5g x 2)

 ・タンパク質:体重の1000分の1g 体重 Xkgの人は Xg(体重60kgの人は60g)

        動物性蛋白質と植物性蛋白質をバランス良く摂ることが大切です。

 ヒトは、体内にある中毒物質を欲しがるというようにできています。

 ・アルコール依存症の人はお酒を欲しがります。原因はお酒です。

 ・ニコチン依存症の人はタバコを欲しがります。原因はタバコです。

 ・アトピー性皮膚炎の子供は糖質を欲しがります。原因は糖質です。

 ・認知症の人は糖質を欲しがります。原因は糖なのです。

<参考>

サッカーの長友選手もケトジェニックダイエットを採用していることの紹介記事です。

 URL : http://choukatsu.net/4530/

たんぱく質の摂取量について

 ケトジェニックダイエットでは、糖質を制限した分、たんぱく質も積極的に増やさなければなりません。 体重X(kg)の人の、1日に必要なタンパク質は、X(g)です。

 ■肉類

100g当たり、鶏肉15~25g、豚肉15~20g、牛肉10~20gとなります。

どの肉もパサパサとした赤身の部位(ささみ等)は数値が高く、プリプリとした脂身の部位は、脂質が増えるのでたんぱく質の含有量は低めになります。

肉類はどれもたんぱく質量が多く優れていますが、同時に脂質や摂取カロリーも高くなります。

肉類だけでたんぱく質を補給しようとすると、太るので要注意です。

家畜の品種改良、家畜が食べた餌に含まれる遺伝子組換えトウモロコシ、そして家畜が受けた抗生物質注射、ホルモン注射などが、肉に混入しているので、副作用の心配がある。

 ■魚介類

魚・貝・エビ・イカ・タコ・ホタテ等の魚介類の料理では、1皿で約20g

 ■鶏卵

・鶏卵:1個当たり6g

豆類に比べると脂質も増えますが、卵はタンパク質量は豊富で、朝食やランチタイムにも気軽に摂れるのが魅力です。鶏卵の摂取とコレステロールとは関係無いので、複数個の摂取でも問題無い。

✖️大豆加工製品には、遺伝子組換え問題とイソフラボンによる副作用(男性は精子の減少化問題。女性ホルモンで乳癌発症リスクを高まる)の問題が有る✖️

 ■大豆、豆類

納豆(なっとう)1パックで5~8g、豆腐(とうふ)半丁で約10g、枝豆100g当たり10g

肉や魚と異なり、豆類はたんぱく質が多い食品グループです。特に納豆は、1パックでも多くのたんぱく質が含まれているだけでなく、低カロリー・低脂質を誇る優れた食品です。納豆の納豆菌は、天然の納豆菌ではなく、もはや安全とは言えない状況にあるようです。 http://www.mynewsjapan.com/reports/802

✖️牛乳には副作用があるので摂取制限対象食品✖️

 ■乳製品

・牛乳1杯(200mlあたり)に6g

豆類に比べると脂質も増えるが、牛乳及びチーズなどの乳製品はタンパク質量は豊富で、朝食やランチタイムにも気軽に摂れるが、牛乳のカゼインや乳牛が受けた抗生物質、ホルモン注射などが、ミルク内に混入しているので、副作用の問題がある。

✖️糖質制限対象なので摂取しない。✖️

 ■主食(米・麺・パン類) 麺類:一食100gあたり10g (パスタ・そば・うどん・ラーメン等) 食パン:1枚あたり6g

ご飯:1膳150gあたり4g

主食類(米・麺・パン)は主に、糖質や炭水化物を得るために食べるものですが、たんぱく質も含んでいます。たんぱく質の含有量は米類よりもパン類に多く含まれ、麺類だと更に多く含まれます。

✖️タンパク質含有量が少ない・入ってない食材✖️

 ■野菜・果物・こんにゃく・ジュースや酒

ネギ・キャベツ・レタス・大根・人参・トマト・なす等:100gあたり0~2g程度

野菜や果物等は主にビタミンやミネラル、食物繊維を得るために食べるもので、たんぱく質はごく僅かしか含んでいません。

 ■インスタント食品

  インスタント食やカップラーメンは、麺からしか栄養を得ることが出来ないので、1食分食べたとしても7~10g程度のタンパク質しか摂れません。

(ラーメン店のラーメンは麺+具材などでトータル20g程度のたんぱく質を摂取可能。具の豊富なパスタ等も同様。)

  インスタント食品は、栄養価が低いわりにカロリー・脂質が高いものが多いので、食べすぎによる肥満が懸念されます。

有機JAS認証取得ヴァージンココナッツオイル

 有機JAS認証取得ヴァージンココナッツオイルは、パウチ容器に入っていて、スプーンで取り出すボトルタイプと異なり、油で周囲を汚すことがなくなり、オイル漏れがなくなったことで旅行にも持っていけるようになりました。

 製造に関しては、空調設備のある工場で下記の手順で生産されています。

 ①有機JASの栽培規格に従って栽培されたココナッツの果肉だけを原料に用い、

 ②摂氏マイナス20度に冷やして、摩擦温度で温度上昇しないように、超低温圧搾(スーパーコールドプレス)で、ココナッツクリームを抽出します。

 ③次に、遠心分離機で水分調整を行います。

 ④最後に、4連フィルターで、異物、沈殿物、浮遊物を除去して、洗練された味、香り、テクスチャーのヴァージンココナッツオイル(Virgin Coconut Oil, VCO)を製造し、容器詰めしています。

 次に、MCTオイルは、ココナッツオイルを原料に、中鎖飽和脂肪酸のカプリル酸、カプリン酸だけを抽出して、99.8%のMCTオイルを仕上げています。

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取り扱い品目:有機JAS認証取得ヴァージンココナッツオイル、C8カプリル酸100%MCTオイル、天然野生生蜂蜜、バジルシード、マンゴスチン果皮パウダー、乾燥羅漢果、シナモン、ターメリック(ウコン)、海水塩・湖水塩(塩田法の天日塩)、食用昆虫

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