Illness

January 8, 2017

 

 

 

 病気

 個々の病気の症状を見ていると、わかりませんが、ほとんどの病気の原因は、共通しているようです。


 人の身体は、約60兆個の細胞でできていると言われていて、エネルギーを得て、毎日活動しています。


 この細胞が正常に働かなくなったり、また、エネルギー不足になったりすると、人は

正常な活動ができなくなってしまいます。これが病気です。


 私達の細胞が正常に働かなくなる原因は、糖化、酸化、炎症、オートファジー機能低下であったりします。又、エネルギー不足の原因は、栄養不足であったり、エネルギー代謝不全であったりと様々な原因が有ります。

 

 実は、これらの様々な病気の原因は、全て共通しているようです。

 以下、説明します。

 

AAA. 細胞が正常に働かなくなる原因は、糖化、酸化、慢性炎症、オートファジーの機能低下が挙げられます。

①【糖化】
 糖化は、糖質とたんぱく質が加熱されてできた物質、AGE(終末糖化産物、Advanced Glycation End Products)が発生することです。

 糖の糖毒性は、糖に有るアルデヒド基が周りのタンパク質に付着して剥がれなくし、タンパク質をボロボロにし、AGE(終末糖化産物)という老化物質を作ります。

 たんぱく質でできた細胞は、劣化・機能不全を起こし、正常に働かなくなります。
 糖化の原因は糖質の過剰摂取です。糖化により様々な細胞が機能不全に陥り、又酸化を防止する抗酸化酵素も、糖化で働きが低下し、酸化が進行します。

②【酸化】
 酸化は、過剰に発生した活性酸素で、細胞膜が過酸化脂質に変化します。

 酸化した細胞は、劣化・機能不全を起こし、正常に働かなくなります。
 過剰な活性酸素の発生原因は、たばこや過度の飲酒、睡眠不足、過度なストレス、過度な運動等様々有りますが、糖質の過剰摂取が一番大きな原因です。
 糖質の過剰摂取は、

①糖化による抗酸化酵素の機能低下で酸化を促進し、

②インスリンの過剰分泌で大量の活性酸素が発生し、酸化が進行することになります。
また、糖化や酸化によって機能不全となった細胞は、老廃物としてマクロファージなどの免疫細胞が処理するのですが、糖化や酸化が進行していくと、処理しきれなくなり、炎症反応が起きてしまいます。

③【慢性炎症】
 炎症は、身体に生じる様々な障害に対して身体を正常に保とうとする防衛反応です。
 身体に生じる障害は、外部からの細菌やウイルスなどの攻撃もあれば、糖化や酸化で、身体の内部の細胞の機能不全も原因になります。
 外敵に対する防衛反応が過敏になり過ぎると炎症が生じ、オメガ6系オイルの過剰摂取で炎症反応が促進され、オメガ3系オイルの摂取不足で炎症反応抑制効果の低下するのも炎症の原因になります。
 この炎症は、一時的で有れば問題ないのですが、慢性的な炎症状態(慢性炎症)になると、身体が機能不全を起こし、様々な慢性疾患を発症する原因になります。

④【オートファジー機能低下】
 オートファジー機能で、古くなった細胞や悪化した細胞が最優先で処理されます。

 オートファジーは細胞内のたんぱく質を分解する機能で、過剰にたんぱく質を合成したり、栄養環境が悪化した時にたんぱく質のリサイクルを行ったり、細胞質内に侵入した病原微生物を排除することで生体の恒常性維持に関与しています。又、個体発生過程でのプログラム細胞死、ハンチントン病の発生抑止、細胞の癌化抑制にも関与しています。(ウィキペディアより引用)

 しかし、オートファジー機能が低下すると、これらの処理が進まなくなり、劣化・機能不全となった細胞が蓄積していきます。
 糖化や酸化した細胞であっても、オートファジーが活性化していれば処理されるのですが、オートファジー機能が低下すると、これらが蓄積されていきます。
 オートファジーの機能低下に繋がる原因は、アミノ酸を摂り続けることで(休みなく続く食事)、たんぱく質の合成が働き過ぎ、たんぱく質を分解するオートファジー機能が低下していきます。
 従って、糖質の過剰摂取は、糖化や酸化や慢性炎症に加えて、オートファジーの機能低下に繋がります。

 

 

BBB.  「エネルギー不足の原因」は栄養不足エネルギー代謝不全

「エネルギー不足の原因」に「栄養不足」と「エネルギー代謝不全」が挙げられます。

③【栄養不足】
 エネルギー源となる栄養素は、糖質、たんぱく質、脂質になりますが、最も効率的で安全なエネルギー源は脂質です。実際、脂質はATP129個のエネルギーを生産しますが、糖質は完全に代謝されてもATP38個のエネルギーしか生み出しません。

 更に、糖質を過剰摂取すると、ビタミンやミネラルが不足し、解糖系のみのエネルギー(ATP2個)となります。そして、更に進むとマイナスのエネルギー(ATP▲4個)となってしまいます。
 又、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルの不足は、ミトコンドリアの働きを悪化させ、エネルギー代謝不全に繋がる他、たんぱく質や脂質でできている身体の細胞を十分に作ることができなくなります。

 

用語説明:ATP

アデノシン3リン酸。体内に広く分布し、リン酸1分子が離れたり結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、或いは物質の代謝・合成の重要な役目を果たしている。(ウィキペディアから引用)


④【エネルギー代謝不全】

 エネルギー代謝の源であるミトコンドリアが働くためには、低糖質高脂質(LCHF)、高酸素、高体温が、更に、ミトコンドリアでの代謝を活性化する為に、たんぱく質、脂質、ミネラル(鉄、マグネシウム、亜鉛等)、ビタミン(ビタミンB群等)が不足しないように摂る必要があります。

 つまり、エネルギー代謝不全の原因は、糖質の過剰摂取と必要栄養素の不足に加え、不十分な呼吸や低体温などのミトコンドリアの働きが悪化する生活習慣です。

 

 以上をまとめると、全ての病気の原因は、

AAA. 細胞の機能不全

①糖化

②酸化

③慢性炎症

④オートファジーの機能低下

 

BBB. エネルギー不足

⑤糖質の過剰摂取で起きる、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル等の栄養不足、

⑥エネルギー代謝不全の、ミトコンドリアの働きを悪化させる生活習慣

(不十分な呼吸、身体の冷え、睡眠不足、喫煙・過度の飲酒、過度なストレス、適度な運動不足など)

 

 以上が全ての病気の原因であり、共通していることの説明です。

 

 病気の原因が全て共通しているということは、正しい食生活と生活習慣を行うことで、全ての病気の予防に繋がりますし、また罹った時にも速やかに対応することで病気を治すことができます。

 

 ■正しい食生活

 ・糖質を控え、

 ・たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、発酵食品、水分などをしっかり摂り、

 ・脂質バランス(動物性脂質を中心に、オメガ6の過剰摂取を控え、オメガ3をしっ

 かり摂る)と、

 ・ミネラルバランス(マグネシウムとカルシウム、カリウムとナトリウム)に気を付

 ける食事を言います。

 

 ■正しい生活習慣

 ・正しい呼吸(鼻呼吸、腹式呼吸、深い呼吸)と、

 ・身体を温め、

 ・質の良い睡眠と、

 ・喫煙や過度な飲酒を控え、

 ・酸化ストレスを予防し、

 ・適度な運動を行うなど

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