Oil

October 9, 2016

 健康に良いオイルは良い体を作り、健康に悪いオイルは悪い体を作ります。

 食事で摂った脂肪酸の種類で、細胞膜から発生する化学伝達物質が変わり、

ですから、良いオイルからは良い細胞と化学伝達物質ができ、悪いオイルからは悪い細胞、悪い化学伝達物質ができることから、炎症やアレルギー反応、発癌性も発症し易くなります。

 

 私達の体にとって、脂質は水分、タンパク質同様、大変重要な働きを持っています。
  ①エネルギー源で効率良く(脂質は1g当たり9kcal、タンパク質や糖質は1g当たり4kcalです。)
  ②細胞膜の材料、
  ③ホルモンの材料、
  ④脂溶性ビタミンの吸収を助ける。
  ⑤皮下脂肪として体温維持や内臓保護をします。

 そして、

  A. 必須脂肪酸とは、オメガ3系オイル、オメガ6系オイルです。

        B. 良いオイルとは、酸化し難い飽和脂肪酸の中鎖飽和脂肪酸のヴァージンココナッツオイル、短鎖飽和脂肪酸です。

 

  C. 機能性オイルとは、中鎖飽和脂肪酸、オメガ3系オイルのEPA, DHA、オメガ9系オイルです。


①中鎖飽和脂肪酸:免疫力強化作用、抗酸化作用、抗細菌作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用、抗癌作用、抗腫瘍作用
②オメガ3系オイルの機能:EPA、DHA:抗炎症作用、コレステロール低減作用、減量効果、脂質異常症予防、高血圧予防、心血管疾患の予防、抗癌作用、眼病予防、脳機能活性化、鬱・アレルギーの抑制、免疫力強化作用、美肌効果。
(オメガ3系オイルのアルファリノレン酸よりもDHA、EPAです。オメガ9系オイルのオリーブオイルは、日本オリーブオイルソムリエ協会理事長・多田俊哉氏の著書「そのオリーブオイルは偽物です」に依ると、輸入エキストラバージンオリーブオイルの80%はラベルも品質も偽装されている偽物で、僅か20%だけが本物なので、良いオイル、機能性オイルには挙げていません。)

③オメガ6系オイルの機能:生理作用

④オメガ9系オイルの機能:抗酸化作用、コレステロール値の改善、動脈硬化、心筋梗塞の予防等

 

 

 植物油やナッツ類は、複数の脂肪酸で構成され、例えば、オメガ3系オイルのアルファリノレン酸、オメガ6系オイルのリノール酸、オメガ9系オイルのオレイン酸、長鎖飽和脂肪酸等の脂肪酸で構成されています。

 

 オメガ3系オイルとオメガ6系オイルは必須脂肪酸で、体内で作ることができません。

 リノール酸のようなオメガ6系長鎖不飽和脂肪酸を多く摂取すると、血栓が出来易くなり、アレルギー反応を憎悪させ、癌発症のリスクを高めます。この脂肪酸を多く取り込むと、癌細胞の増殖が早くなり、転移もし易くなる性質を持ちます。

 

・オメガ6系長鎖不飽和脂肪酸(多価長鎖不飽和脂肪酸)の代謝:

  リノール酸→γリノレン酸→アラキドン酸

 リノール酸は、大豆油・サラダ油・ヒマワリ油・ごま油・キャノーラ(菜種)油・コーン油・サフラワー(紅花)油・綿実油、ナッツ等に含まれています。

 アラキドン酸から炎症、細胞のガン化促進、急速な癌細胞増殖作用が有りますが、しかし、オートクリンやパラクリンとして働く生理作用で必要になります。

 

・オメガ3系長鎖不飽和脂肪酸(多価長鎖不飽和脂肪酸)の代謝:

  亜麻仁油、エゴマ油のαリノレン酸→魚油EPA→魚油DHA

  αリノレン酸は冷暗室での保管しても時間経過に依り酸化し易く、加熱してはいけないオイルです。又、最終的にDHAに代謝するのは僅か10数%です。

 酸化が進んでいないオメガ3系オイルは炎症、アレルギーを抑え、血栓の形成、動脈硬化、癌細胞の発育を抑えるという特長が有ります。

 「αリノレン酸:リノール酸」の比率で、αリノレン酸の割合を高めると、血栓性疾患、脳梗塞及び心筋梗塞、炎症、アレルギー、癌細胞の発症、癌細胞の転移、高血圧などの発症率が低下します。

 くるみにはαリノレン酸が、9%含まれていますが、オメガ6系オイルのリノール酸の方が多いので、余りお勧めできません。

 魚油に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸) DHA(ドコサヘキサエン酸)は、高温調理の焼き魚や、揚げ油を吸い込むフライよりも、煮魚が一番多く摂取することができます。

 

・オメガ9系長鎖不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸)は、スペック上では、一価長鎖不飽和脂肪酸を豊富に含み、ポリフェノール類など天然の抗酸化物質、ビタミン、ミネラルを含んでいます。酸化が進んでいない最高級のエキストラバージンオリーブオイルは、オレイン酸を80%も含んでおり、ポリフェノール(オレウロペイン、チロソール、ヒドロキシチロソール等)が豊富で抗酸化作用や抗炎作用が有り、乳癌、大腸癌の発症リスクを減らす可能性が有り、これまでの疫学研究に依ると、心臓病等の動脈硬化疾患が少ないことが示されています。

 しかしながら、日本オリーブオイルソムリエ協会・理事長・多田俊哉氏著「そのオリーブオイルは偽物です」に依ると、本物のエキストラバージンオリーブオイルは2割です。下記のような偽証オリーブオイルが販売されているとのことです。

 ①混ぜ物の偽装

 ②アップグレードの偽装

 ③カビがついたり、発酵したオリーブを用いて搾油した品質の偽装

 ④表記偽装(特徴、品質、原産国、農場名等)

 

 オメガ3系オイルは多く、オメガ6系オイルは少量摂取で、バランスが取れる摂取方法となります。魚油のEPAとDHAは煮魚から、ナッツのくるみからアルファリノレン酸とリノール酸を摂取します。

 

 

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