SOD

August 12, 2016

 SODは、super Oxide Dismutaseの略で、「活性酸素を除去する酵素」という意味です。

 

活性酸素は反応し易い物質

私たちが、普通に呼吸をしている酸素(O2)は、電子の数が一定で、他の物質と反応しにくい形をしています。ところが、活性酸素は、電子の数が不安定で、他の物質と反応しやすいのです。 

 

活性酸素の例

活性酸素にはさまざまな種類(O2-、H2O2、OH・、1O2)がありますが、私たちに最も知られているのが、過酸化水素、つまりオキシドールです。
オキシドールを傷口に塗ると、一瞬のうちに泡を発生して(反応して)、ばい菌をやっつけてくれます。オキシドールとバイキンとの間で電子のやりとりが行なわれ、その結果ばい菌が死滅します。
老化やその他の原因(「活性酸素の発生と増加要因」に詳述)により、体内に発生した活性酸素は、私たちの臓器や組織と反応して、それらに障害を与えます。

 

過剰な活性酸素

体内で発生した活性酸素は適量なら、体外から進入してきた細菌やウィルスを殺しますが、発生量が過剰になると活性酸素は、細菌やウィルス等を攻撃すると共に、正常な血管内壁や内臓を攻撃します。
体内で作られた活性酸素が、極少量でも、長期間に体内で蓄積され、細胞核のDNA(遺伝子)を傷付けます。その結果、正常な細胞が再生できず、私達には発癌、次の世代では奇形につながります。

 

 

活性酸素は、有害な過酸化脂質をつくる

血液中の活性酸素と脂質が反応して、過酸化脂質となります。

過酸化脂質は血管壁に付着し、血管を細く、又脆くします。 

その結果、動脈硬化の進行や血管の狭小化で、脳血栓や心筋梗塞が起こり易くなります。又、脳出血の一因ともなります。

 

 

活性酸素の発生

身近な活性酸素:私達の呼吸に伴って消費する酸素の2%が、活性酸素になります。運動による酸素消費量の増加や各種加工品は活性酸素の発生を激増させ、今や活性酸素は、と言われています。

 

活性酸素が増加する現代社会

現代文明生活においては、種々の化学物質や各種刺激(電磁波、ストレスなど)が、益々増加しています。現在の私達は、体内に過剰な活性酸素の発生要因を抱えています。

 

 

活性酸素の増加要因
  • 人体に細菌やウィルス等の異物が侵入すると、白血球中の食細胞は活性酸素を出し、異物を攻撃、死滅させます。

  • 加工食品、医薬品、農薬、防腐剤、殺虫剤、排気ガス、汚染された水道水、タバコ等の化学物質の人体侵入

  • 怒り、悲しみ、失望、驚き等の精神的ストレスで、白血球中の好中球が活性酸素を発生します。

  • ジョギングなどの激しいスポーツは酸素消費量を増やし、活性酸素の発生増加。但し、適度な運動は心肺機能を改善し、成人病予防に効果的です。

  • 布団や衣服の日光消毒は紫外線によるもので、細菌やカビが紫外線照射されると、その体内に活性酸素が発生し、死滅します。紫外線照射で体内の活性酸素は、シミ・ソバカス・皮膚癌の元で、白内障の一因とも言われています。

  • 電磁波、X線検査(CTも含む)、手術による血流の停止と再灌流などでも発生すると言われています。

 

丹羽靱負(耕三)博士の論文での指摘

  • 血管系疾患:血管老化予防、動脈硬化、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞等

  • 内科系疾患:糖尿病(白内障)、肝炎、腎炎、胃潰瘍、腸管潰瘍等

  • 皮膚系疾患:アトピー性皮膚炎、シミ、ソバカス、シワ、肌荒れ、火傷等

  • 難病:がん、関節リウマチ、膠原病、ベーチェット病、川崎病等

  • その他:神経痛、冷え性、疲労、炎症(花粉症や鼻炎も炎症です)等

 

東京大学理学部・加藤邦彦氏の論文での指摘

  • 血管系疾患:老化、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞など

  • 内科系疾患:糖尿病(白内障)、発がん、がんの転移、胃の粘膜障害など

  • そ  の  他:リウマチ、てんかん発作など

 

新潟薬科大・皆川信子講師の論文での指摘

  • 循環器疾患:動脈硬化、虚血-再潅流障害

  • 呼吸器疾患:肺気腫、成人呼吸窮迫症候群、パラコート中毒

  • 脳神経疾患:脳浮腫、外傷性てんかん、パーキンソン病、脊髄損傷

  • 消化器疾患:胃粘膜障害、潰瘍性大腸炎、クローン病、薬物肝障害、急性膵炎

  • 血液系疾患:異常ヘモグロビン症、薬物性貧血、播種性血管内凝固症候群

  • 内分泌疾患:糖尿病

  • 泌尿器疾患:糸球体腎炎、薬物性腎障害

  • 皮膚:火傷、日光皮膚炎

  • 支持組織系:膠原病

  • 眼科疾患:白内障、未熟児網膜症

  • 腫瘍:化学発癌と癌化学療法、放射線障害と放射線療法

 

防衛医科大学・酒井豊名誉教授の論文での指摘

  • 血管系疾患:老化、狭心症、心筋梗塞など 

  • 内科系疾患:糖尿病(白内障)、がんなど

  • その他:リウマチ、老人性痴呆、ストレス性疾患など

 

 

活性酸素と病気

  1. 活性酸素は外からの異物・刺激に対して防御の目的で人体内で作られます。

  2. 適量なら、異物(細菌、ウィルスなど)を攻撃し、身体を守ります。

  3. 活性酸素の量が多ければ、逆に、身体(細胞、内臓)を傷つけます。

  4. 結果的に、成人病(脳・心疾患)やがんなどの疾患の一因となります。

  5. この活性酸素を除去する酵素については以下の通りです。

 

活性酸素の除去

  1. 本来、人体には、過剰になった活性酸素を除去するSOD酵素(=スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)があります。

  2. しかし、この酵素SODの活動力は、加齢で減少し、個人差もあります。

  3. 酵素SODの活動力低下は、各種の成人病や癌等の疾患の一因となります。

  4. 低下した酵素SODの活動力を補う一方法として、SODと同様な作用を有する抗酸化物質の摂取があげられます。 

 

老化や成人病の予防には、抗酸化物質の摂取が大切

・人体の活性酸素を除去する酵素SODは、40才を越すと、活動力が低下して、活性酸素や過酸化脂質の弊害に抵抗できなくなります。

・その結果、老化現象(シワ・シミの増加、ヒフのカサカサ)、各種の成人病やがんなどの病気になり易くなります。SODの活動力には、個人差があり、40才以下でも低下する場合もあります。低下したSOD活動力を補完するには、丹羽SOD様作用食品などの抗酸化物質の摂取が効果的です。

 

 

抗酸化物質

①体内の酵素SOD

  • 長所:蛋白質で構成されるため、適切な蛋白質が十分に摂取されていれば、体内で合成されます。生理的に合成されるため、合成量や質の懸念が不必要です。

  • 短所:40才を越すとSOD産生能力が減少し、成人病やがんなどに罹患し易く、各種の老化現象が促進します。SOD産生能力は個人差があり、疾患発症の有無や疾患程度の軽重につながります。

 

②ビタミンを含有する天然の植物

  • 体内の酵素SODと同様な抗酸化作用は、βカロチン、B2、C、Eが行うので、これらの成分を多く含有する天然の植物性食物を摂取します。より詳細については、次項に比較表を掲載しています。
    ※βカロチンは、身体に吸収されてビタミンAになります。

 

③ビタミン製剤

  • 「ビタミンを含有する天然の植物」と同様に、βカロチン、B2、C、Eを主に、錠剤として服用します。より詳細については、次項に比較表を掲載しています。

 

④天然原材料

  • 植物性の天然原材料の各種ビタミンなどの成分を、身体に吸収されやすいように、種々な方法で加工したものです。

 

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