病気予防方法

May 29, 2016

清水スタイルでは、腸内環境改善に効果的な、食品添加物を使わない下記食品を販売しています。

  1. バジルシード:水溶性食物繊維、αリノレン酸、必須アミノ酸、ミネラル、ビタミン

  2. ココナッツウオーター:水溶性食物繊維、ミネラル、ビタミン、GI値:20%/260g

  3. ココナッツクリーム:水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、中鎖飽和脂肪酸、必須アミノ酸、ミネラル、ビタミン

  4. MCTオイル:中鎖飽和脂肪酸99.8%(ケトン体成分は短鎖飽和脂肪酸:酢酸と酪酸。)

  5. 有機JASヴァージンココナッツオイル:62%の中鎖飽和脂肪酸(ケトン体成分は短鎖飽和脂肪酸:酢酸と酪酸。)

  • 水溶性食物繊維は善玉菌のエサになり、善玉菌の増加で消化を助ける酵素が増え、あらゆる生命活動の元になるミトコンドリアが増え、免疫力が強化されます。

  • 不溶性食物繊維は、蠕動運動を起こして、悪玉菌を吸着させて、腸壁を綺麗にしながら、腐敗物を発酵物と一緒に便として排出して、便秘予防の働きをします。

  • 腸内が酸性を維持することで、外部からの細菌の侵入を阻止しています。

 

A. 腸内細菌

①腸内細菌

私達の腸内には1,000種類・100兆個以上の腸内細菌が存在していると言われます。

ヒトの腸に生息する代表的な腸内細菌として、ラクトバチルス、ビフィドバクテリウム、バクテロイデス、大腸菌、クロストリジウム、腸球菌、連鎖球菌などが挙げられます。それらの腸内細菌の集まりは、お花畑の意味の「腸内フローラ」と呼ばれ、この腸内フローラは神経系・免疫系・ホルモン系(内分泌系)に作用して、免疫力を高めるなど、私達の健康維持に役立っています。

腸内フローラは免疫系・神経系・内分泌系に作用し(参考 光岡知足『腸を鍛える 腸内細菌と腸内フローラ』)また、腸内細菌は私たちの見えない所で様々な働きをしてくれています。

例えば乳酸桿菌は乳酸を、ビフィズス菌は酢酸をせっせと生み出し、腸内環境を正常な酸性に保ち、人体にとって有害な菌が腸内に増殖するのを防いだり、体内に侵入したりするのを防ぎます。

更に腸内細菌は食物の分解・消化に関わって、体内の毒素や老廃物を体外に排出する解毒の働きもあります。それに加え、腸内細菌には食べ物に含まれた栄養素の消化吸収を助ける働きもある為、腸内細菌のバランスが良ければ、その分、栄養が全身に行き渡るようになります。

 

<腸内細菌の働き>

  • 約3,000種類の体内酵素を作り出す。

  • 体内に侵入してきた細菌や毒素を腸内で排除する。

  • 化学物質や発ガン物質を分解する。

  • 免疫系統を活発化し、自然治癒力や抵抗力を向上させる。

  • ビタミンやホルモンを作り出す。

  • 消化・吸収や代謝の働きに関わる。

  • 抗生物質の副作用を防ぐ。(新谷弘実『健康の結論』より抜粋)

 

②腸内細菌はビタミンやホルモンの合成に関わっています。

腸内細菌の働きのうち、特に大切なものとして、まずビタミン類の合成が挙げられます。腸内細菌が作り出すビタミンは、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、葉酸、パントテン酸、ビタミンKなどです。

そのため体内のビタミン類、特にビタミンB群を増やすには、サプリメントなどで補充するよりも、腸内細菌を増やして、腸内細菌に作ってもらったほうが良いと思われます。 また、腸内細菌が作り出すビタミンB群は、「セロトニン」や「メラトニン」、「ドーパミン」といった脳内ホルモンの合成に必要になるため、それらの脳内神経伝達物質がスムーズに作られるようにするためにも、腸内細菌のビタミンを合成する働きは重要になってきます。 ちなみに、そのセロトニンなどの前駆物質を作るのも腸内細菌の役割です。そのため、心の健康を維持するためには、腸内細菌の働きは無視することは出来ないのです。

それに加え、リラックス効果のあるGABA(γアミノ酪酸)の産生にも腸内細菌は関わっているとされています。

 

③腸内細菌の短鎖脂肪酸を生み出す働き

腸内細菌は、主に食物繊維が送り込まれてくると、発酵という現象を起こし、飽和脂肪酸の一種である「短鎖脂肪酸」を生じさせます。 この短鎖脂肪酸には大腸のエネルギー源になったり、大腸がんを予防したりする働きがあります。 それに加えて、腸内細菌が短鎖脂肪酸を生成すると、肥満細胞に余分なエネルギーが蓄積するのを防がれるということが、東京農工大学大学院の木村郁夫博士の研究で判明しています。 そのため、短鎖脂肪酸は肥満症の予防やダイエットにも効果的だと言われるようになりました。 ちなみ「短鎖脂肪酸」とは、より具体的に言えば、腸内細菌が人間の消化酵素では分解しきれなかった炭水化物から作り出す、酢酸、酪酸、プロピオン酸のことです。

 短鎖脂肪酸は、私達が食べた食物繊維を腸内細菌が分解する時につくる代謝産物だ。

 腸内細菌がつくる主要な脂肪酸は三つ。酢酸、プロピオン酸、酪酸であり、排せつされるか結腸に吸収され、体の細胞のエネルギー源として使われる。

 酪酸は結腸の内側をおおう細胞にとってもっとも重要な燃料であり、発癌抑制効果、抗炎症効果もある。

 短鎖脂肪酸は、肥満症の予防やダイエット効果だけではなく、大腸がんや炎症性腸疾患、うつなどの症状をやわらげるのにも良い働きをすることが分かってきています。

そのため、腸内フローラの改善を行い、腸内細菌のバランスを整えることでもたらされる短鎖脂肪酸は、生命力を高めて健康を維持するために、非常に重要な存在だと言うことが出来ます。

 

 

B.乳酸菌

①乳酸菌が生命力向上に繋がるか?

乳酸菌は腸内環境の㏗を正常な酸性に保ってくれるので、悪玉菌の増殖、有害な細菌が体内への侵入を阻止します。乳酸菌とは、主にブドウ糖から乳酸を作り出す細菌の総称で、ラクトバチルス、ラクトコッカス、エンテロコッカスなど様々な属の菌がいて、26属400種類以上が有ると言われています。

ヒト特有の善玉菌であるビフィズス菌も、広い意味では乳酸菌に分類されますが、ビフィズス菌は酢酸を、乳酸桿菌は、乳酸を多く分泌します。

特にビフィズス菌は加齢と共に減少するため、シニア層の健康維持に必要な細菌です。

乳酸菌を生きたまま腸にまで届けると、3~7日は乳酸や酢酸を作り、腸内環境を酸性に保ってくれますが、しかし、食品から摂取する乳酸菌は、腸内フローラに新しく定着させることは不可能で、外から摂っても、数日後には体外に排出されてしまいます。

腸内環境が良いと悪玉菌が増殖し難く、腸内細菌のバランスが整い易くなります。

胃酸で乳酸菌が死菌になっても、善玉菌のエサになり、腸内細菌のバランスを整えるのに役立ちます。 乳酸菌は腸内フローラを改善して生命力を高めるのに役立つと言えます。

 

②乳酸菌で腸内フローラを改善するのに効果的な方法

乳酸菌をどのように摂取すると、腸内フローラを改善するには効果的なのでしょうか?

乳酸菌で腸内フローラを改善する際に大切なことは、生きているか死んでいるかではなく、乳酸菌の数であると言われています(参考 光岡知足『腸を鍛える 腸内細菌と腸内フローラ』)。

数は最低でも2億個程度いたほうが、腸内フローラの改善には効果的で、生きたままの乳酸菌を腸内に送り込むにこしたことはありません。

しかし、口から摂取した乳酸菌のほとんどが胃酸によって死滅して死菌になりますが、乳酸菌の分泌液が腸内の善玉菌のエサとなり、腸にいるビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれます。

以上から、腸内細菌の多様性を重視して、様々な種類の乳酸菌を腸に送り込むほうが効果的だと考えられています。

 

③乳酸菌は免疫力を高める

乳酸菌を摂取すると、ヒトの細胞に備わっているTLRのセンサーが働きます。

これは、樹状細胞のTLRと呼ばれるセンサーが反応して、細胞からサイトカインや抗菌ペプチドを分泌し、有害菌の繁殖を抑制し、抗体を作る獲得免疫の働きも活発になります。そのため、NK細胞の活性化や花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の抑制作用など、様々な免疫力効果が乳酸菌には期待されます。

乳酸菌に依り免疫力が高まると生命力も高まり、乳酸菌は、生命力を高める生活を送るには、重要な役割を担っています。

普段からヨーグルトや、納豆、漬け物をはじめとした日本の発酵食等を食べることで、乳酸菌を摂る食生活が大切になります。

 

C. 食物繊維

①食物繊維

腸内細菌が元気に働けるような腸内環境をつくり、腸内フローラを改善して生命力を高めていくためには、「食物繊維」の存在が非常に重要になってきます。

何故、食物繊維が腸内細菌の働きを良くし、生命力を向上させるのに役立つのでしょうか?

その理由は、食物繊維は、腸もしくは腸内細菌にとって最も必要な食べ物だからです。

酵素栄養学の第一人者・鶴見隆史の著書『酵素の謎 なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』のP.161で下記のように記述しています。

『食物繊維は、炭水化物の一種ですが、一昔前までは「食物の残りカス」という扱いでした。しかし最近では、評価はうなぎのぼりで「人間の体で消化できないもの」という定義が修正され、現在では「小腸までの過程で消化されずに大腸にいたる食品成分」と書き直されています。その重要性が認められ、今では第六の栄養素として積極的な摂取が求められています。』

 

食物繊維の主な作用

- 便の構成要素となり、便量を増やす

- 腸の蠕動運動を活発にして、内容物を速やかに移動させる

- 発がん物質、有害菌、有害物質を吸着して、便として排泄する

- 消化管の働きを活発にする

- 糖の吸収速度を遅くして、食後の血糖値の上昇を防ぐ

- 胆汁酸を吸着して、便として排泄する

- コレステロールの余分な吸収を防ぐ

- ナトリウムの過剰摂取を防ぐ

- 善玉菌のエサになり、腸内環境を改善する

- 膵液や胆汁の分泌量が増やして、酵素の量を多くします

- 不溶性食物繊維キチン・キトサンは、脂肪の過剰摂取を抑制する

- 短鎖脂肪酸のエサになる

(鶴見隆史『「酵素の謎」 なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』p162)

 

②食物繊維が生命力を高めるために必要である理由

食物繊維には、多くの効果効能が有りますが、では、なぜ食物繊維が体に良い働きをたくさんしてくれるのでしょうか?

理由は、食物繊維が「腸」、「腸内フローラ」にとって必要不可欠な栄養だからです。

「腸」は他の臓器よりも先に出来た生命の源であり、その「腸」もしくは「腸内細菌」は栄養源として食物繊維を必要としているからこそ、その食物繊維には、私達の健康を維持する為に様々な働きが有ると言えます。

今は肉食が当たり前のようになっていますが、そもそも動物は生きるために必要なエネルギーを植物から得ていたということです。そのため、食物繊維が不足すると、腸や腸内細菌が元気を失い、私達自身の元気も失われてしまいます。更に、食物繊維不足は、万病の源とされる便秘を起こし、食物繊維の量が減って、大腸のエネルギーが無くなり、便を外に排出するための腸の蠕動(ぜんどう)運動が起き難くなるからだと考えられます。以上から、食物繊維をたくさん摂ることで、腸もしくは腸内細菌を元気にし、私達の元気の源である生命力を高めることに繋がっています。

 

③日本人の食物繊維を摂取量は減少している

食物繊維は1日に最低でも20~25gは摂らなければならないとされていますが、現在の日本人の平均摂取量は、15~16g程度です。食物繊維不足の背景は、食生活の欧米化が進み肉食中心になり、インスタントラーメンなどの食物繊維がほとんど含まれていない加工食品の増加が考えられます。鶴見隆史氏も、「日本人の摂取量は年々減少しており、この50年で半減しています。癌や糖尿病など、多くの慢性疾患の急増は、この食物繊維摂取量の減少が大いに影響している。」と述べています。

したがって、日頃の食生活において、食物繊維が不足しないようにすることが、生活習慣などの病気を防ぐために大切になってきます。食物繊維を多く摂ることは、腸内細菌の集まりである腸内フローラを改善し、生命力を高めることにつながります。

 

D. 腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアの三つが生命力を高めます。

  • 腸内フローラ:500〜1,000種類・100兆個以上の腸内細菌の集まりを言い、私達の健康維持に見えないところで様々な働きをし、その群生の様子はお花畑になぞらえて「腸内フローラ」と呼ばれている。

  • 酵素:私達の体内で、栄養素を分解してエネルギーを取り出し、組織や器官を作り出す「代謝」と、食べ物を分解して吸収し易くする「消化」という、 二つの大切な役割を果たしている。

  • ミトコンドリア:ミトコンドリアは「ATP(アデノシン三リン酸)」と呼ばれるエネルギー通貨を作り出しています。このATPをエネルギーに換えることで、人間は体温の維持や筋肉の収縮、神経活動など、ありとあらゆる生命活動を営んでいます。 

「生命力を高める」:新陳代謝をスムーズに行い、免疫力の向上を意味します。

 

①腸内フローラが、生命力を高める理由

ヒトの腸には重さ約1.5kg、500~1000種類、100兆個もの腸内細菌が住んでいると言われ、免疫細胞のおよそ3分の2が腸に集中しているので、腸は「腸管免疫」と呼ばれるほど、人体最大の免疫器官です。腸という存在は生命の源だと言うことができます。

腸内細菌は食べ物の消化と代謝などに関わり、酵素を分泌したり、ビタミンB群を合成したりする働きがあります。

そして、腸内細菌の集まりには免疫系と対話して、免疫機能を改善します。

それに加え、「腸脳相関」という言葉が示すように、腸の健康は脳の健康に直結しています。

腸内細菌が幸せホルモンである「セロトニン」や報酬系に関わる「ドーパミン」などの前駆物質を作っていることが知られています。

したがって、腸内細菌のバランスを整えて腸内フローラを改善していくことは、心と身体を健康にし、免疫力だけではなく、生命力を向上させます。

 

②酵素が、生命力を高める理由

酵素には、食品に含まれる酵素と腸内細菌の善玉菌が作る酵素とが有ります。

食品中の酵素は消化を助ける働きがあり、体内で作られる酵素は、食べ物の消化や吸収、解毒、代謝など、生命活動の媒介をしています。

酵素は、栄養素という材料を使って体の組織や器官を作りあげる、大工の役割を果たします。

もし体内の酵素がきちんと働いていなければ、生命活動を維持したり、新陳代謝を活発にしたりすることは出来ません。又、普段摂っているビタミンやミネラルの主な役割は、実は酵素の働きを助けることです。しかし、現代人の多くは過食や早食いに依り、体内の酵素を大量に浪費してしまっています。

もし酵素が食べ物の消化ばかりに使われてしまうと、肝心の「代謝」の方に体内酵素が及ばなくなります。つまり新陳代謝が鈍くなると、老化が早まったり、免疫力が低下して、生活習慣病をはじめとした様々な病気に罹り易くなります。そのため酵素を無駄遣いしないような、朝・昼食中心の食事で。就寝前には食事を摂らない、そして、ゆっくりと噛んで食べる食生活を送ることが大切になります。

又、腸内細菌にも酵素を分泌する働きがあるため、先程も述べたように、腸内環境を良くすることは体内の酵素を増やすことに繋がります。

食品に含まれている酵素(食物酵素)には、代謝を改善する効果はありませんが、消化を助ける働きがあるため、食物酵素が含まれている生の野菜や果物、発酵食等を摂ることは、体内の酵素の浪費を防ぐのに役立ちます。

つまり、酵素で生命力を高める方法とは、食物酵素が含まれた食材を摂ることで体内の消化酵素を増やし、それと同時に体内の酵素を浪費しないよう、なるべく食べ過ぎや消化が悪い食品を避けることです。

 

③ミトコンドリアが生命力を高める理由

ミトコンドリアは私達の細胞に200個から1,000個程度存在していると言われています。

人間の細胞の数を60兆個だとすると、私たちの体には1京以上の数のミトコンドリアが存在していることになります。 そのミトコンドリアは、太古の昔、原始生命体に好気性細菌がもぐりこむことによって誕生したといわれています。

そして、これまで生物には使われなかった酸素を利用することで、私たち多細胞生物はより多くのエネルギーを得られるようになったのです。

ちなみに細菌や藻類のような単細胞生物は、エネルギーを得るために「解糖系」と呼ばれるシステムを使っています。これは単純に言えば、糖を分解してエネルギーを得るシステムですが、しかし多細胞生物である私達は解糖系だけでは、エネルギーが全然足りないので、様々な生命活動を行うことはできませんが、「ミトコンドリア系」システムがあることで、私達はこうして生きていられるのです。

実は私たちが多種多様な生命活動を行なえるようになったのは、ミトコンドリアが酸素や水素などを利用することで、解糖系の何倍ものエネルギー(ATP)を生み出しているからなのです。このように考えると、生命の主役は、実はミトコンドリアだと言えます。

また酸素を得るために普段、私たちが何気なく呼吸をしているのも、実はミトコンドリアがエネルギーを生み出すことと深い関係があるのです。

 

 

 写真:Newton「ミトコンドリア」

 

前述の酵素や腸内フローラの重要性も最終的にはミトコンドリアと関わってきます。

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