グルテンは危険


「認知症になりたくなかったら、小麦食品を止めましょう。」

  • アルツハイマー型認知症にとって最大の脅威は、酸化・炎症・栄養不足と言われています。

  • 酸化は、酸化ストレス(電磁波、放射線、紫外線、排気ガス、喫煙、PM2.5、メンタルストレス)により生じ、体内で活性酸素を生成します。

  • 炎症は、糖質、酸化した油になります。

  • 栄養不足は、体を作る栄養素(酸化しない脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミン、水溶性食物繊維+不溶性食物繊維、植物性発酵食品、抗酸化食品、水分)の不足状態を言います。

  • 小麦粉の、タンパク質の塊(かたまり)の、伸びる働きのグリアジン・弾力を形成する働きのグルテニンとが交錯し合って作られた、モチモチ感の有るグルテンです。 小麦粉と水とを混ぜると、お餅のようの粘り気の有るものが生まれ、溶け難く、消化し難い物質です。

  • グルテンが含まれている食品には、パン、麺類、お菓子類、アイスクリーム、加工肉、調味料、増粘剤、乳化剤等が有ります。

グルテンの問題点は、下記4点

  • 消化し難い

  • リーキーガット(腸漏れ)を起こす。

  • 血糖値を急激に上げて、インスリン分泌後、急激に血糖値を下げる、血糖値スパイクを起こす。

  • 中毒性がある

  • 農薬や添加物の問題

「腸漏れ」を起こす機序(メカニズム)

  • 日本人の70%以上が罹患していると言います。グルテンの、伸びを良くするグリアジンが細胞に付着すると、細胞からゾヌリンというタンパク質が現れ、細胞と細胞とをくっ付けているのを切断し、穴が広く開いたような現象を起します。するといつもは腸外に出ないような細菌や未消化物がこの穴を通って血管の方に入ってしまう。

  • 細かい炎症を起こしながら、全身に、更に脳の血液脳関門を通過して、脳内で炎症を起こす原因になります。

  • これが慢性的に続くと、脳のゴミのアミロイドベータが蓄積していきます。

  • このリーキーガット症候群は、乳製品のカゼイン、トランス脂肪酸、抗生物質、NSAID薬(COX2選択的阻害薬)、ステロイド等で生じます。

  • NSAID薬:胃粘膜保護などに関わるCOX1に対する作用が少ないため、胃腸障害などの副作用が一般的なNSAIDsに比べて少ないメリットがある。 なお、NSAIDs(エヌセイズ)とは、Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs(非ステロイド性抗炎症薬)の略称。

  • 非ステロイド性抗炎症薬:抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤の総称。略称で呼ばれることも多く、NSAID、NSAIDsと表記される。先行するステロイド系抗炎症薬の副作用が問題視された後、登場したステロイドではない抗炎症薬。疼痛、発熱、炎症の治療に用いられる。

血糖値を急激に上げる機序(メカニズム)

  • 食パンと白米とを比較すると、同じ炭水化物でも、食パンのGI値(グリセミック・インデックス。食品中の炭水化物50gの血糖値上昇の度合いを相対値で表したもの)は白米のGI値よりも高い。

  • 血糖値を急激に上げて、インスリン分泌後、急激に血糖値を下げる、血糖値スパイクを起こします。これが繰り返し起こると、細胞は、インスリンのいうことを効かなくなり、糖の取り込みを止めてしまいます。これがインスリン抵抗性です。

  • 又、インスリンには脳神経細胞を守る働きが有り、この働きも鈍ります。

  • 脳内では、インスリンの働きが継続すると、血糖値が下がり、エネルギー源のブドウ糖が減り続けると、脳の機能がなくなってしまうので、インスリン分解酵素が働き、インスリンを下げ過ぎないように働きます。

  • インスリン分解酵素は、脳のゴミのアミロイドβも分解します。

  • インスリン抵抗性で血糖値が下がらないと、インスリン分解酵素はインスリンに働くことで能力を使い切ってしまい、アミロイドβの分解にまで手が回らなくなり、アミロイドβが残ってしまい、どんどんと蓄積してしまい、MCI(早期認知障害)、アルツハイマー病、アルツハイマー型認知症へと進みます。

  • 高血糖状態が続くと、糖と内臓組織(タンパク質)、脂質とくっついてAGEs(最終糖化産物)を作り、全身の至る所で酸化と炎症を引き起こします。

中毒性の説明

  • パン屋の前を歩いていて、パンの匂いを嗅いで「パンを食べたい」と思ったり、ラーメン屋の前を歩いていたら、ラーメンの匂いを嗅いで「ラーメンを食べたい」と思ったりすると、依存症、禁断症状が出ているのかも知れない。

  • グルテンが分解されると、グリアドルフィンという小さなタンパク質の断片が作られ、脳の血液脳関門を通過して、脳の内部に付着して、モルヒネのような中毒症状を起こすことがわかっています。

  • パンを食べると幸せな気分になり、もっと食べたいという気持ちになります。

  • グリアドルフィンは、脳だけでなく、全身でも作用し、精神的不安定、神経障害全身に影響が出れば、便秘、吐き気、眠気等を引き起こすとされています。

農薬の説明

  • 日本の小麦自給率10%で、90%は輸入に依存している。

  • 米国産、カナダ産、オーストラリア産、フランス産が有りますが、米国産とカナダ産からは、全てグリホサート(除草剤)が検出されています。

  • グリホサートは炎症を起こして、リーキーガット(腸漏れ症候群)を引き起こし、脳にダメージを与えます。

  • 国産小麦という表示は。50%以上配合しておれば良いという条件が有るので、国産小麦100%というパンを選ばなければいけません。

  • ミツバチの減少と関係するネオニコチノイド農薬(殺虫剤)は神経系に障害を与えると言われています。

  • 収穫後のカビ防止に、輸入果物や輸入穀物に用いられているポストハーベスト農薬は、日本の農薬残基準値以下であれば、問題が有りません。しかし、洗っても焼いても除去できません。

 

 以上の通り

  • 脳の認知機能だけでなく、全身の不調にも関係するとしていますが、これらのものを体に取り入れないことが大切です。

  • そして、2、3週間、小麦食品の摂取を中断してみて、体の不調(便秘、睡眠障害、疲労感、倦怠感、季節外れの鼻炎、喘息、体の痒み)は、小麦食品が影響しているかも知れません。

  • 食パンに有機JASヴァージンココナッツオイルを付けて、食べるととても美味しいと、仰られるお客様には、食べる頻度を減らすようにお話ししています。

  • 「体を作る栄養ではない、ご飯や食パンや麺類を食べる食生活」から、煮魚やココナッツオイルの中鎖脂肪酸の脂質から作る「ケトン体」、鶏肉や鶏卵、魚肉、納豆、葉野菜などのタンパク質等の、「体を作る食品」を食べるケトジェニックダイエットが、認知症を予防できる可能性が高いとされています。


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